70歳を迎えた3人の雄姿を見て
活力をいただこうじゃないか!
さて、アルフィー50周年コンサートは、原点の3曲の後、セレモニーを経て「悲しみが消える時」(1989)、「友よ人生を語る前に」(2020)などに続いて有名なヒット曲「星空のディスタンス」(1984)で最高潮に達したという。
アルフィーがリスペクトしてやまないガロ3人のうち2人は故人となってしまったが、大野真澄は健在で演奏も続けている。彼が選曲し、リマスタリング(サウンド調整)したアルバム「ガロ シングルズ&オリジンズ」(ソニーミュージック)が今年5月に発売された。22曲も収録され、アルフィーに継承された3声コーラスや演奏技術を聴くことができる。音もずいぶん良くなった。なお、ライナーノートを大野とアルフィーの高見沢が書いている。
また、11月3日午後7時から、BS-TBSで「THE ALFEE 50周年特番(仮称)」が放送されるそうだ。東京・白金の明治学院大学キャンパスでのインタビューや過去の映像など、興味深い内容が予告されている。大学生のままで70歳を迎えた3人の雄姿を見て、コーラスを聴き、活力をいただこうじゃないか!