その情報は誰から伝わったものかによく注意し、その人の立場をあらかじめ知っておくことが重要だ。真偽の判断はよく考えてからにしよう。情報の出所に注意するのだ。
真実を見抜く知恵3
何事も十分に検討する
まちがいがないか確認するため、決めたこともすべて見直してみるのが慎重な態度だ。自分の判断に不満を感じる場合は、見直し作業にとりかかろう。当初の判断を軟化、あるいは強化するのだ。再検討しているうちに、自分の価値判断の是非を決めるような新たな情報が出てくるかもしれない。
何か頼みごとをされたときも、よく考えてから判断を下すほうが、結果的にいっそう感謝されるだろう。依頼を断らなければならないという場合でも、痛手を和らげるために先延ばしにしたほうがいい。
また、たとえ緊急で判断をしなくてはならない状況に直面しても、十分に時間をかけてから結論を出そう。あらゆる角度からしっかりと検討すれば、問題点や不備な点が出てくるかもしれないのだから。
真実を見抜く知恵4
良いところを見つける
どんなに不快な物事にも良い面はあるものだ。正しい判断力で良いところをすぐに見きわめよう。蜜蜂は甘い蜜にまっすぐに向かい、毒蛇はその苦い毒に酔いしれる。