
人や組織はどう考え、どう行動するかを考え続ける――。企業や社会で日々悩みながらも前を向き、変革を推進しようとする「チェンジリーダー」へ、人をベースとした、経営・戦略や組織、そしてイノベーションに関する情報をお届けする「経営・戦略デザインラボ」。イベントシリーズ第14弾では、『アンラーン戦略』著者であり、起業家/ビジネスアドバイザーのバリー・オライリー氏が登場。2024年12月28日(月)13:00〜2015年1月7日(火)17:00までの年末年始を挟んだ10日間、期間限定配信いたします。
日本企業は抜本的なマネジメント改革と
新たな成長戦略が求められている
加速度的に変化し続ける現代において、個人も組織も「学び直し」の重要性は、嫌というほど言われて続けている。一方で、意識的に「手放す」ことをしているだろうか?
常識を疑う。かつての成功体験をいったん、捨て去る。古い考えや習慣から脱却する。こうした「アンラーン」なくして、新たな視点や考えや技術、ビジネスモデルを身につけることはできない。
「私は、優秀な人の成功を阻む最大の要因に気づいた。問題は学習ではなく、アンラーニングだと」
本講演の中でバリー氏はこのように話す。今回の講演では、「人材と組織をアンラーンする」と題し、アンラーンとは何か? なぜ個人や組織の成長にアンラーンが重要か? どのような事例があり、どのように始めるべきか? を詳しく解説する。
【講演内容の例】
■ローマ帝国の起源はヨーロッパに誕生した「スタートアップ」
■ローマ帝国とアンラーン
■学習する組織×アンラーン×システム思考
■「理解には、新しい知識の学習と古い知識を捨てることが必要だ」
■市場に合うように行動を変えていかなければ破壊される側になる
■アンラーンが必要な領域を診断できる質問
■フォルクスワーゲンのCIOが「座っているだけで何もしない」と言われて行ったこと
■最上級の地位にある人こそ、新入社員の隣で学ぼう
■日本企業への質問「御社がアンラーンする必要がある最も重要な性質とは?」
■「行動を変えるにはまず考え方から」をまずやめるべき理由
■ゼネラルモーターズの北米にあった「最悪な」工場はトヨタと提携してどう変わったか?
■「その製品は本当に必要か?」
■クレジットカード会社から脱却したキャピタルワンの事業変革
■「大きく考え大きく作る」のではなく「大きく考え小さく始める」
■世界最大級の航空会社による「小さな実験」
■Slackはなぜ成長できたか?
■アンラーンを始める上で最も重要な点

作家/ビジネスアドバイザー/起業家。ビジネスモデル・イノベーションや製品開発、組織設計、文化の変容といった異なる領域が交わる分野を開拓。未来を恐れることなく、逆に未来を創造することに集中するグローバル組織のビジネスリーダーやチームと連携してきた。破壊的イノベーションを手がけるスタートアップからフォーチュン500の巨大企業に至るまで、世界をリードする多くの企業をサポートする。恐れることなく実験する文化を実現することで、成長を妨げる悪循環を断ち切り、より良い意思決定、より高いパフォーマンス、より大きな成果を出すための洞察をいかに得るかを指南。世界的ベストセラー『リーンエンタープライズ イノベーションを実現する創発的な組織づくり』(オライリージャパン)の共著者。近著に『アンラーン戦略「過去の成功」を手放すことでありえないほどの力を引き出す』(ダイヤモンド社、2022年)がある。「エコノミスト」「Strategy+Business」「MIT スローン・マネジメント・レビュー」にも頻繁に寄稿。シンギュラリティ・ユニバーシティの教員として、世界中にあるシンギュラリティ・ユニバーシティのエグゼクティブ・プログラムやアクセラレーター・プログラムにアドバイスや貢献を行う。
バリー氏の提言から、あらたなフェーズへと移行した組織改革の戦略が頭に浮かんでくるだろう。そしてそれは個人や組織の成長だけでなく、社会全体の進化へといずれ及ぶに違いない。視聴は10日間限定なので、どうぞお見逃しなく。
※ご視聴にはダイヤモンド・オンラインの無料会員または有料会員のご登録が必要です