プラスα:お金を貯められる人のマインドとは?
お金をしっかり貯めている人は「ケチ」だと思われがちですが、決してそうではありません。必要なところにはお金をかけますが、無駄なところには1円も使いたくないという強い意志をもった人が多いのです。つまり、1円の価値を知っているからこそ、お金を大切に使うことができ、その結果、お金も貯まるのです。
反対にお金が貯まらない人は、無駄な出費が多く、そもそも意志力が弱い傾向があります。貯められる人を見習い、お金に対する意識改革をしましょう。
平均的な支出バランスを参考に
使い過ぎている項目をチェック
貯蓄を増やすには、家計を見直して、少しでも支出を抑えることです。レシートやカードの利用明細をもとに、費目ごとに月にいくら使っているのかを書き出してみましょう。光熱・水道費などは季節によって大きく変動します。数ヵ月分の平均を出してチェックするとよいでしょう。
支出バランスは、家族の人数や子どもの年齢、価値観によって異なりますが、目安として、日本の平均的な消費支出と自分の支出を比較してみましょう。使い過ぎている費目はありませんか。
費目ごとに無駄遣いしているものがないか見直しましょう。
食料:特売品などで節約するより外食の頻度や金額を抑えた方が効果的。
住居:手取りの30%を超えると厳しい。賃貸なら転居を検討する。
光熱・水道:電気料金プランを見直すことで出を抑えられることも。
家具・家事用品:生活消耗品は特売日にまとめ買いをしておくとよい。
被服および履物:服を買うときは予算を決めてから。フリマなどを利用しても。
保健医療:ジェネリック医薬品を使うと少し支出を抑えられる。
交通・通信:格安スマホへの乗り換えや、プラン変更を検討する。
教育:家庭の教育方針と子どもの資質や希望を考慮して取捨選択をする。
教養娯楽:優先順位の高い学びや趣味には予算を決めてお金を使う。
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