投資のコツがつかめてきたら、債券や株式を始めてみるのもよいでしょう。この2つを比較すると、債券の方が安全性は高い分、値動きの幅は小さくなります。株式は変動幅が大きいためリスクも高いといえますが、その分、収益も大きくなります。

 また、投資と似て非なるものに投機があります。投資とは、将来の利益を見込んで、株や債券、不動産などの資産にお金を投じることです。一方、投機に当てはまるのはFXや暗号資産、先物取引などで、これらはタイミングを見計らって短期的に価格の変動を予測して取引をするため、常に値動きをチェックしていなければならず、元本保証もないので、大きなリスクを伴います。

図表5:上級者向けの投資方法同書より転載
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