最強テクニック5
「親しみを演出する」
仕事の関係者であっても、相手と仲良くなってきたら、よりスムーズなやり取りが求められます。相手によっては、心の距離を感じさせないフレンドリーな書き出しを選ぶことで、相手との心の距離を一歩縮めることができます。
例えば、親しみを演出するために、お昼を過ぎたら「こんにちは!」から始めてもいいでしょう。「おはよう」と同じように短く爽やかな書き出しとしておすすめです。カジュアルでフレンドリーな印象を与えます。
慣れてきたら、語尾にもこだわってみましょう。
「こんにちは!」と「!」で締めると、元気で爽やかな雰囲気が出ます。
「こんにちは。」と「。」で締めれば、やや落ち着いた上品な印象になります。
「こんにちは~」と「~」をつけてみると、友人のようにカジュアルな印象。「軽い気持ちで読んでね」というメッセージを含ませることができます。
自分の気持ちや、相手にどう印象付けたいかに合わせて、自由に表現してみるとよいでしょう。同世代や後輩向けに、だいぶくだけた印象を出したいなら「ハロー!」もおすすめです。「きっと、この後に楽しい連絡があるのだな」と相手をワクワクさせるはずです。
「こんばんは」だけは
注意が必要
「おはよう」「こんにちは」を紹介しましたが、「こんばんは」だけはご注意を。一般的な企業に勤める人に送ると「夜遅い時間のメールだとわかっているのに、失礼だ」と思われる恐れがあります。
夜の時間帯に働くのが一般的な職種の人へ向けてならよいでしょうが、それ以外では「こんばんは」は避けるべし。メールの冒頭に使うのは「おはよう」や「こんにちは」がよいでしょう。
相手との距離感を測りながら
感じの良いメールを
今回は「お世話になっております」以外のメールの書き出しを紹介しました。これらのフレーズには、相手への敬意が込められていることが大前提です。年長者など、カジュアルでくだけた表現を嫌う人もいるので、相手との距離感を測りながら、感じの良いメールを書いていきましょう。
決まりきった「お世話になっております」以外の表現を使うことで、あなたの印象が強くなり、相手の心が開くこともあります。どれも難しい言葉ではないので、ぜひ、実践してみてください。
>>第2回「感じのいい人がメールで「ありがとうございます」にチョイ足ししている言葉とは?」は12月13日(金)配信です。