勤務当日、キットを持参してお店に到着。「タイミーから来ました」とマネージャーさんにご挨拶して、事務所に通されます。きちんとクリーニングされている制服を手渡され、更衣室で制服に着替えると、マクドナルド店員の姿になった40代おじさんが完成。鏡に映った自分の姿を見て「よし、頑張るぞ!」と気を引き締めます。
マネージャーさんに連れられ、厨房の中へ。都内の繁華街にあるお店で、店内で働く方の7~8割は外国の方でした。「外国の方ばかりですね」とマネージャーさんに言うと「そうなんです。皆さん、とても優秀ですよ」との返答が。そういえば事務所で休憩していたのも全員、外国の方でした。
入念な手洗いの後、「ではこのタブレットで研修をしてください」と言われてiPadを手渡されます。iPadで動画を視聴して、セクションごとの理解度を測るクイズを実施。マクドナルドの理念や衛生管理の必要性、各業務の意味、そして多様性の尊重などを学んでいきます。
マックの研修システムがすごすぎる!
国籍問わず業務説明ができる
この研修、日本語だけではなく英語、フランス語、スペイン語、中国語など各国の言語に対応しており、外国の方でも問題なく学習が可能。実際、僕のiPadには前の方の設定が残っており、最初はタイ語で表示されていました。このタブレット研修、内容はとても興味深く、夢中になって見進めているとあっという間に1時間経過。飲食店経験が浅い僕にとって、特に衛生管理に対する理解が深まったのがよかったです。これから飲食店バイトを始める人は全員、このマクドナルドのタブレット研修を受けた方がいいんじゃないでしょうか。さまざまな飲食店の現場を見た今でも、僕はそう思っています。
タブレット研修が終わるとマネージャーから「では、トムさん(仮名)に仕事を教わってください」と20代半ばぐらいの東南アジア系男性アルバイトさんを紹介されました。
「一緒にやりましょう」と客席エリアに連れられ、客席の清掃方法やゴミ袋の交換、客席への商品の提供方法などを教えてもらいます。全てがタブレット研修でやったことのおさらいになっていて、「これはさっき見たやつだ!」と納得。予習→復習でマニュアルをしっかり定着させるマクドナルドの教育システム、とてもよくできています。