たとえ5分でも会いに行く。
メールでは、心の距離は縮まらない
【オフィシャルHP】
http://www.matsuzawa-maki.com/
メールはたしかに便利ですが、あくまでも「用件を伝えるためのツール」にすぎません。「相手との心の距離を近づけるもの」でも、「感情のやりとりするためもの」でもないというのが、私の考えです。
ときにメールは、「逃げる行為」、あるいは「手抜きの行為」として映ってしまうことがあります。
人間関係で手抜きをすると誤解が生じ、のちに、「2倍〜3倍になって、しっぺ返し」が来てしまうこともあるのです。
何度もメールを送受信するくらいなら、一度、電話をかけてみる。何度も電話をかけるくらいなら、一度、会いに行ってみる。メールをするより、電話で話す。電話をするより「実際に会って、話し合う」ほうが、何倍も感情が伝わります。
建設会社の社長であるOさんは、
「必要だと思えば、飛行機を使うほど遠くても、たとえ5分しか会う時間がなくても、会いに行く」
とおっしゃっていました。
メールの便利さにかまけず、「たとえ5分でも、会いに行く」。
なんでもメールですませていると、それ以上、心の距離は縮まらないでしょう。
心の距離は、物理的な距離にも比例しているのですね。
(※次回、第15回の記事は、5月29(水)の掲載となります)
【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】
ANA客室乗務員として12年。500万人のお客様の対応で気づいた、行動・言葉・気づかい・テーブルマナー・習慣とは?テレビ、新聞でも紹介された「100%好かれる1%の習慣」とは?
ほぼ100%に近い確率で、どんな人からも好かれるためには、「相手がどう思うか」「なにをすれば相手が喜んでくれるのか」を察する「相手を気づかう心」を持ち、それを言葉と行動に込める「習慣」を身に付けることです。ですが、その気づかいの習慣を持っている人は、わずかに「1%」でしょう。そして、やろうと思えばだれでも実行できる、たった「1%の習慣」です。
本書では、「劇的に人生を好転させた人」たちが身につけている「1%の習慣」を、39個、ご紹介いたします。
ご購入はこちらから
[Amazon.co.jp][紀伊國屋BookWeb][楽天ブックス]