そのおかげもあってか、30分ぐらいでだいたいのレジ業務はこなせるようになり、徐々に接客スピードも上がってきた僕。やはり、現金を扱わなくていいのはすごく楽です。キャッシュレス、マジで最高!

 最初は慣れなかったフードの略称もスラスラ言えるようになり、「○○一丁!」みたいな感じで元気よくフード係の方にコール。フード係の方も元気よく返してくれるので気持ちいいですね。若い方ばかりのお店でたぶんで僕が最年長なんですけど、仲間に入れてもらった感じがして楽しかったです。

 MLBの試合ということもあって、外国人のお客様も多数ご来店。日本語で注文してくださる方もいますが、ほとんどの方は英語でご注文されます。僕は1人で海外旅行するのが趣味なので超テキトーな英語ですが、コミュニケーションは問題なし。

「Two beer, please.」
「Sure. How would you like to pay?」
「Credit Card.」
「OK, tap here, please. Thank you. Here is your beer. Enjoy!」

 みたいな感じでだいたい行けました。

 一緒に並んでレジをやっていた先輩バイトさんたちも普通に英語で接客していて「最近の若い人たちはすごいなー」とおじさん、感心しちゃいましたね。

40代タイミーおじさんが「大谷翔平」凱旋試合で初バイト!→レジの大行列が一瞬で消えた納得のワケ東京ドーム Photo:PIXTA

 レジの前に長蛇の列ができる時間が続き、レジもドリンク係、フード係もアクセル全開状態。しかし試合開始が近づくと徐々に列の長さは短くなり、開始5分前ぐらいでお客様はほぼゼロになりました。皆さん、客席について試合開始を待っているようです。

 それもそのはず、この日の先攻、ドジャースの先頭バッターはあの大谷翔平! みんな、見逃すわけにはいかないですよね。