超忙しい現場を乗り切った!
売り子さんとも戦友になった気持ち
お客さんが完全にゼロになってしまったので店内もホッと一息。通路のモニターで試合の様子をチラ見します。1球ごとに客席の方から「おおっ!」とざわめきが聞こえてきて、すごい臨場感!
先輩バイトさんとおしゃべりをしていると、この日のビールを入れるMLB仕様のカップがすでにフリマサイトで数千円で販売されているらしいという情報を教えてもらい、びっくりしました。
試合開始後は、イニングが終わったタイミングでお客様がトイレなどに行くついでに来店、ということが多くなります。特にドジャースの攻撃が終わるとドッとお客様がいらっしゃるので、次の攻撃が始まるまでに接客を終えようと頑張りました。
概ね問題なく対応できていたのですが中には間が悪く、商品提供を待っている間に大谷のヒットを見逃してしまった方も……。「自分がいない時に打つなんて!」と笑いながらおっしゃっていたのでたぶん大丈夫だと思いますが、ちょっと申し訳ない気分になりました。
試合が進むにつれて来店するお客様の数もどんどん減り、7回ぐらいになるとお店も徐々に閉店に向けた準備を始めます。僕がやっていたレジは閉めてしまい、裏で食器や調理器具を洗う作業をお手伝い。お店の片付け作業を行っていると終業時間となり、ちょうどその頃に試合も終了となりました。
着替え、退勤作業をして帰る途中、バックヤードで長時間の勤務を終えたビールの売り子さんたちが疲れ果てながらもやり切った晴れやかなお顔を見て、なんだかグッと来ました。超忙しい現場で一緒に頑張って働いた戦友みたいな気分です。スキマバイトで歴史的な一戦の一部に触れることができて、とても貴重な経験ができました!