2行で慶應義塾がトップ
私大、国立大の比率に差
24年のランキングでは、3メガバンクとも早慶が再びトップ2を独占した。
中でも三菱UFJ銀行と三井住友銀行で慶應義塾大学が1位となり、前年に引き続き強さを見せた。一方、みずほフィナンシャルグループ(FG)では早稲田大学が巻き返して1位となった。早慶はメガバンクに安定して多数の人材を輩出しており、特にみずほFGは早慶の合計採用数が200人超と圧倒的だ。
三菱UFJ銀行のランキングを見ると、3位に京都大学(21人)がランクインしており、国立大学の色が強い。みずほFGは明治大学が3位になるなど私大志向が強く、国立大などの採用比率が相対的に低い。
三井住友銀行は、国立大を押えて関西学院大学が3位にランクインするなど、3行で私大と国立大の比率に差がある。
*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。
医科・歯科の単科大等を除く全国757大学に2024年春の就職状況を調査。561大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科、大学院修了者を含まない場合がある(調査/大学通信)