フリースタイルスキーではハーフパイプ種目にもメダル候補がいる。小野塚彩那(25)だ。昨季はワールドカップで2位1回、3位2回、3月の世界選手権でも銅メダルを獲得した。今季も強豪が集まる12月の北米選手権で3位とメダルが十分獲れる位置にいる。

スノーボードの超新星
平野歩夢15歳は強心臓の持ち主

 スノーボードのハーフパイプには金メダル獲得の可能性もある超新星がいる。この11月に15歳になったばかりの平野歩夢だ。小学6年、11歳の時に出場したUSオープンで優勝したのを皮切りに多くの国際大会で優勝。昨季は1月にアメリカで行われたXゲームズ(トッププロも出場する冒険的なスポーツの競技会)に出場しハーフパイプの王者、ショーン・ホワイトに次いで準優勝している。

 また8月にニュージーランドで行われたワールドカップでは初出場で初優勝。14歳での優勝はワールドカップ最年少記録だ。この結果が示すように、すでに実力は世界のトップレベル。加えてどんな強豪が集まる大会でも物おじしないでベストが出せる強心臓を持っており、ソチでも王者ホワイトを脅かす存在になっている。また、同種目では平岡卓(18)も今季ワールドカップ初戦で5位に入っており、メダル圏内に浮上する可能性がある。

 スノーボードではパラレル大回転女子にもメダル圏内の選手がいる。今回が3度目の五輪出場になる竹内智香(30)だ。初出場のソルトレイク大会は同種目で22位、トリノ大会は9位と順位を上げたが、バンクーバー大会は出場権を逃した。しかしその後着実に実力をつけ、昨季のワールドカップ初戦で初優勝。今季の開幕戦でも2位に入っている。五輪でも本来の実力を出せばメダルに手が届きそうだ。

スピードスケートは激戦区・
男子500mの加藤と長島がメダル圏内

 日本はこれまで冬季五輪で金9、銀13、銅15の計37個のメダルを獲得しているが、最も多くのメダル数を誇っている競技がスピードスケートだ。金1、銀5、銅9の計15個。総メダル数の4割以上を稼いでいる頼りになる競技なのだ。