プロレス以外にも、年末年始の身近なデータは景気の底堅さを示唆するものが多かった。

 NHK紅白歌合戦を卒業する北島三郎が実質的に大トリで「まつり」を歌い瞬間最高視聴率50.7%を記録した。過去、北島三郎が紅白で威勢よく「まつり」を歌った時は5回とも全て景気は拡張局面だった(表1)。6回目となった昨年末も景気拡張局面だったことを裏付けよう。

 箱根駅伝の復路のテレビ視聴率も景気拡張局面を示唆するものとして挙げられよう。今年は27.0%で04年の26.6%以来10年ぶりの低水準になった。過去20年間の平均よりも1.1%低い。裏を返すと、1月3日に外出している人が増えたとみられる。百貨店の初売りが好調だったことと符号する。

 マーケットニュース社は「百貨店サーベイ」を毎月実施している。1月13日までの主要百貨店売上高・前年比は、数字がわかっている高島屋が3.4%増で12月の1.7%増から上昇、小田急は約4%増で12月と同じ伸び率である。新年1月もまだ数字は出ていないが、プラスの伸び率で推移しているようだ(表2)。

冬季オリンピックのメダル数が
多いと日経平均株価に好影響

 2月7日からソチ冬季オリンピックが始まる。実は冬季オリンピックで日本代表選手が頑張ってメダルをたくさん取ると、日本の株価に好影響を与える傾向がある。98年の長野大会の時は、日本経済は金融危機で真っ暗闇だった。ところがオリンピック開催の2月は日経平均株価が陽線(月初より月末が上昇)をつけた。実際日本、は10個のメダルを獲得した。