もちろん本番はここからです。もっとも大事なのは、質疑が始まってから。

 でも、質疑を通しても、面接官は「話の内容」だけではなく、話し方、声、態度、姿勢、それらすべてからもたらされる「たたずまい」「雰囲気」から、その人となりを判断することに注意が必要でしょう。

 簡単に言うと、「話の内容」は、判断材料の1つであり、それ以外の要素も合わせて採否を決める、ということです。

 練り上げた内容をよどみなく説得力を持って話せたとしましょう。しかし、その内容だけをもって採否が決まるわけではない。

 とてもいい内容の話をしても、態度や雰囲気に好ましからぬものがあるなら、内容への評価は差し引かれることになります。

 過去に経験した面接でも、こちらの目を見ずに話をする学生や、話の内容は悪くなくても、妙に落ち着きがない学生など、それが主な理由で次の段階には進ませなかったケースが数多くあります。

 面接の本質は、絞り込みです。当落線上に残った学生については、プラス評価ではなく、マイナス評価によって差が付くものです。

 では、どうすればいいか。

 話の内容をチェックするだけではなく、態度、姿勢、服装など「たたずまい」「雰囲気」を何らかの形で客観視することが求められます。

鉄則は
面接官の目を見て話をすること

 とはいえ、話している様子を、誰かにビデオに撮ってもらうなんて、面倒ですよね(やるな、と言っているわけではありませんよ)。

 ひとつだけ、いかなる面接官であっても不快に思わない態度を指摘します。

 それは、面接官の目を見て話をすることです。

 逆に言うなら、面接官の目を見て話ができないと、印象はかなり悪くなります。

 しかし、それができない学生が、けっこう多いのです。