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座りっぱなしをやめて腰痛を軽減
高さ調整をできるデスクで“立ち仕事”をしよう

吉田由紀子
2014年4月18日
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 「人は座った姿勢から立ち上がると腰部のリンパ液の流れが改善され、酸素量の多い血液が脳へと活発に流れるようになります。また、適度な頻度で姿勢を変えることによってカロリーが消費でき、血流もよくなる。仕事のメリハリも生まれます。実験でも、“立ったり座ったり”というスタイルが最も好ましいという結果が出ています」(デスクを販売するスカンジナビアンモダンの広報)

 このデスク、日本の企業にも徐々に浸透しつつある。2013年の日本での売り上げは前年比で140%伸びた。

 すぐに仕事環境を変えることに抵抗がある人には、もっと手軽な方法もある。通常のデスクとは別に、高めの簡易デスクを用意して、2ヵ所を行ったり来たりするだけでも、ずいぶん違うはずだ。

 この“立ったり座ったり仕事”を3ヵ月間実践したプログラマー氏に聞いたところ、肩こりや背筋の痛みが消え、腹回りに筋肉がついてきたとのこと。

 「以前は肌荒れに悩んでいたのですが、軽減してきました。座った状態というのは、腰を曲げることで内臓を圧迫しているそうです。皮膚は内臓と直結していると聞きますが、まさにそうだなと実感。それと、以前は仕事中にどうしてもネットを見てしまい、集中力が途切れる悩みがあったのですが、立って仕事するようになってSNSをチラ見する時間が減りましたね」

 立って仕事をすると自然と体力を使う。そのせいか、ムダなことにエネルギーを使わないようになったのかもしれない。プログラマー氏はそう推察している。

 生理学的には、人間は座って生活するようにはできてはいない。アーネスト・へミングウェイが立って執筆をしていたのは有名なエピソードだが、集中力を高める上でも、“立ったり座ったり”というスタイルは一番効果的なのかもしれない。

 腰痛はもちろん、血行不良、生産性の低下にもつながる「座りっぱなし」。まずは、立ったり座ったりする生活スタイルを、少しでも日常に導入するところから始めてみてはいかがだろうか。

(吉田由紀子/5時から作家塾(R)

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