若さを保つ秘訣は
恋をすること?

 脳は外部の情報を受け入れ、情報を発信するシステムを持っています。情報の入力は、五感を通じてなされます。

 五感とは、目から入る視覚、耳から入る聴覚などのことをいいます。これらの五感は適度な刺激にくり返しさらされることで鍛えられ、鋭敏になっていきます。

刺激がくると、脳は活性化される
 逆にいえば、五感を鍛え、鋭敏にするには相応の刺激を求めなくてはならないということです。それをあと押しするのが強い好奇心とみずからの意欲だといわれ、その好奇心と意欲が脳を活性化させるのです。

 その意味では、愛情を覚えたり、恋をするひきがねになるのは外部からの刺激だといえます。それも視覚や聴覚といった部分的な刺激ではありません。相手を目で見、その声を聞き、匂いを感じるといったトータルな刺激であり、そこには相手に対する強い好奇心とみずからの意欲があります。

 とすれば、愛や恋とセットになった好奇心と意欲が脳を活性化させるといえます。そして、より愛し、激しく恋をすればするほど、好奇心と意欲はさらに勢いをましていきます。それは脳の活性化をいやが上にも促進するのです。

 考えてみれば、恋をしている老人はいつまでも若々しくみえます。それは、愛や恋が脳を活性化させる証明なのです。