もちろん携帯電話は個人の所有物ですし、その設定も個人の自由です。ただし、今後社会に出れば社会に出るなりの意識の準備も必要であり、社会との接点として、携帯電話が重要な役割を果たすのは間違いありません。

 就活用の携帯電話をわざわざ用意する方は少ないと思いますので、当然プライベートの携帯電話を使う方が多いでしょう。つまり、プライベートの携帯電話に企業から連絡がくるという事です。

 そうした中でのプライベートな携帯電話の設定が、学生気分が抜け切れていないと判断されてしまうようなものであったり、私生活に対して少し不安を感じるような設定だった場合、企業としては、社会に出る準備ができているのか、あるいは社会人としてモラルのある方なのかと、採用への不安につながる事もあり得ます。

 ですから、「呼び出し音の選曲が良くて採用される」というケースが考えにくい以上、就活期間中だけでも通常の設定に戻してみるのはいかがでしょうか。

 決して「メロディーコール」等を始めとするサービスの否定や、その設定についての否定をしている訳ではありません。携帯電話の設定が特異なために、本来見ていただきたいあなたの魅力に目がいかなくなる可能性があるということをお伝えしたいのです。

 企業に採用されれば、配属部署にもよりますが業務用の携帯電話が支給されます。仕事とプライベートの携帯電話を持った際に、プライベートの携帯電話を自由な設定にすれば構わないのではないでしょうか(それでも、有事の際にプライベートの携帯電話に企業から電話がかかってくる場合はありますが)。

 呼び出し音1つとっても、印象です。ご自身の人柄や個性を、わざわざ呼び出し音の段階で表現しなくても、選考が進めば面接の場でいくらでもアピールが可能です。

 もし、就職活動が上手くいっていない方で上記のような設定をされている方は、改めてご自身の携帯電話の設定を見直すことも大切ではないでしょうか。

「留守番電話設定」をしないと
大きなチャンスを逃す!?

 実は採否連絡をしていると、留守番電話の設定をしていない応募者の方が意外に多い事に驚きます。

 当たり前の話ですが、企業が応募者へ電話をかける時は当然用件があって電話しています。しかし、当然応募者側も常に電話に出られる状況とは限りません。電車に乗っていたり、車の運転中であったり、歩いていて着信に気づかない時もあるでしょう。

 電話が繋がらなかった際、企業側としては、留守番電話に用件を伝えておきたいのですが、留守番電話設定をされていない場合、呼び出し音だけが延々と繰り返されます。さらに呼び出し音がアニメソングやアニメ声優のセリフが流れるという設定ですと、その音楽やセリフが延々と繰り返される事になります。