そして、もうひとつは、午後に快適に仕事をするための飲み方。それは、ランチ後の一杯のコーヒー。カフェインには消化促進作用があるので、食後によりスッキリとした体調で仕事に取り組むことが期待できます。ただ、刺激物にもなりかねないので、食べ過ぎていたり、二日酔いや風邪などで胃腸が弱っているときには控えた方が無難です。

 気軽にトライしやすいのは、コーヒー自体に集中力を高める作用を期待するのではなく、コーヒーブレイクで集中力をもたせるための飲み方。「午後○○時にはコーヒーブレイクをとる」と時間の目安を作ることで、「それまでに○○を終わらせよう」と仕事を効率よく、よりスピーディーに進めることにもつながります。

コーヒーで水分補給にはならない!
甘い物とのセットにも要注意

 こうしてコーヒーと付き合うことで、不必要に飲み過ぎてしまうことがなくなるというメリットもあります。ただ、“砂糖入りのものでなければ”“胃が痛くなければ”“眠るのに支障がなければ”どれだけコーヒーを飲んでも構わない、と思っている方も少なくありませんが、コーヒーだって、飲み過ぎには気を付けなければなりません。

 一日に摂取する水分量をお聞きすると、コーヒーやお茶もカウントなさる方もいらっしゃいますが、カフェインには利尿作用があります。水分補給と思っていても、その分出てしまうものが当然ありますし、こうしたカフェイン飲料を主な水分の補給源にしてしまうと、だるさや倦怠感を感じやすくなることもあるのです。

 そして、コーヒーを飲むと一緒に甘いものがほしくなる、なんていう方は要注意。コーヒーブレイク中のひとつのお菓子、くらいだったらまだ良いのですが、それこそコーヒーカップが一日中デスクの上にあって、デスクの引き出しの中にはそのお共もいつでもスタンバイしている、という状態は危険です。コーヒー自体ではなく、コーヒーが呼び水となって口にする甘いものに、仕事の効率を下げる敵が隠れているからです。