その際、受付に採用担当者が混じっている場合があります。これは、面接時だけいい顔をしていないかの確認や、入室前の服装のチェックなどをしており、実際に受付での対応がぞんざいだったり、明らかに偉そうだったりなど印象の悪い場合はチェックされている可能性があります。

 実際に私も企業で採用チームとして勤務していた際に、受付でチェックを行った事がありました。チェック事項としては受付での応対の印象、何分前に到着したか、冬場の場合はコートを脱いだ状態で来社したか、などビジネスマナーも含めた簡単なものが多数含まれていました。

 チェックリストはその後、担当面接官へ報告されます。ちなみに当時の上司には、面接が終わった後の帰り姿をビルの窓から確認していた方もいました。

「面接後のビルを出た後ほど、素の態度が見える時はない」というのが彼の持論でした。

いくら爽やかなネクタイを締めても
印象をガタ落ちさせる原因は?

 では第一印象を形づくる要素とは、いったいなんでしょうか。

 例えば、身につけている服装も、印象を大きく左右する要素です。

 就職活動であれば、多くの業界はスーツを着用しての面接が多いかと思います。スーツの色味や男性ならネクタイやワイシャツの色なども印象が大きく変わるポイントです。新卒などは爽やかな青系のネクタイが良いなどと言われることがあります。もちろん当人に似合うか似合わないはあるかと思いますが、どちらにしても印象を良く見てもらうためには違いありません。

「人は見かけで判断するな」という言葉は、逆に人は見かけで判断されやすいからこそある言葉なのです。

 しかし問題は色よりも清潔感にあります。どんなに爽やかな色のネクタイを締めていても、そのネクタイがクシャクシャになっていれば印象はガタ落ちです。同様にスーツのシワや、ワイシャツの汚れなども印象を大きく落としてしまう危険な要素となります。