<近距離編>
アクティブシニア姑vs依存型嫁

 都会に住む今どき姑もまた、贈り物をするのが大好きだ。しかし彼女たちのプレゼントは地方姑の宅配便とは少し違う、と二松さん。

 若かりし頃、自分が着ていたお気に入りの服や使いかけの口紅。タンスに眠っていた品々を引っ張りだしては嫁に与えようとする。

「お嫁さんたちは『いくらなんでもレトロすぎて…』と引き気味。とはいえ使わなければ、近距離だけに『あれ着てくれないの』と突っ込まれてしまう。これまた頭痛の種なんです」(二松さん)

 アクティブな都会姑は出歩き好きでもある。食事や観劇、買い物に、仲良しの姉妹のように嫁を連れ出したりする。

『それは嬉しいんですが、夫や子どもとの旅行にまで、『じゃあ私も』とついてくる。親孝行はしたいけれど、たまには家族水入らずで過ごしたいんですよね』

 そんなお嫁さんの気持ちにはなかなか気づかないらしい、と二松さん。しかも、最近はFacebookなどで息子夫婦と友達になっている姑も多く、動向がつねにチェックされていたりする。

 一方、嫁の方も「近距離だから」とつい姑に甘えてしまう。保育園の送り迎え、休日の散歩など、あれこれ子どもの世話を任せっぱなしにし、「ばあばも喜んでいることだし」と勝手に納得している。姑にすれば、子どもの旺盛な体力についていけず、心中、悲鳴をあげているかもしれない。