老け顔を印象づけてしまうシワやたるみなど予防に有効なのは、抗酸化物質。肌老化の原因となる活性酸素を除去してくれる抗酸化物質は、もともと持っているものなのですが、年齢と共に減ってしまうので、抗酸化力が高いものを食べ物から補うことが必須になってきます。

 その抗酸化力が高いものはといえば、人参、春菊、ほうれん草などの緑黄色野菜に多いビタミンA。そして、パプリカやブロッコリー、果物に多いビタミンC、アーモンド、かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれるビタミンE。極端なダイエット中でないとしても、男性の食事記録の中にはあまり見かけない面々です。

 一方で、老化をすすめる活性酸素を増やすのは脂っこい食事。カロリーで帳尻合わせができているからといって、貴重な一食に、彩りの少ない、油っぽい食事をすることは、痩せる食事にはなりえるものの、老ける食事とならざるを得ません。

 また、ビタミンAは、ダイエット中におこりがちなカサカサ肌から肌を救い、うるおいを保って、みずみずしい肌を作るためにも有効です。ダイエット中に限らず、緑黄色野菜の摂取量の目安は1日100g以上と言われています。ほうれん草1束が120g程度なので、1/2束強を毎日いただくイメージです。ゆでるとカサが減るので、外食で小鉢に添えられるほうれん草のお浸しで50~100g程度摂れていると考えましょう。

 ビタミンAは、摂りだめできる栄養素ではあるので、摂れるときに意識してしっかり摂ると良いでしょう。

 一方で、摂りだめできない栄養素なのがビタミンC。一定量を超えると、尿として排泄されてしまうのです。そのため、こまめに摂ることが欠かせません。果物は高価で買いにくい、という声を聞くことは少なくありませんが、冬には、みかん、という比較的リーズナブルで包丁いらずの強い味方がいます。果物以外にも、お鍋に欠かせない白菜や馴染のあるジャガイモなど、淡色野菜や芋類にも多く含まれているので、毎日摂る習慣を身につけましょう。

 また、やわらかい食べ物ばかり食べていて、咀嚼の回数が少ないこともたるみの一因になります。ビタミンA、C、Eが補給できるからといって、手軽な野菜ジュースばかりに頼らず、きちんと噛める料理の形で野菜をいただくことも大切です。