かけすぎ注意!
あの調味料の塩分量は?

「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によると、1日の食塩摂取目標量は男性で8g未満、女性で7g未満です。すでに高血圧だという方の食塩摂取目標量は、それよりもさらに少ない6g未満。この目標量を達成するのは、実際の食塩摂取量との開きが大きい分だけ難しくなります。平成25年の国民健康・栄養調査によると、平均食塩摂取量は、男性は10.9g、女性は9.1gですから、目標量を達成するには、男性であれば2.9g、女性であれば2.1gの減塩を意識しなければなりません。

 では、食塩1gに相当する量を調味料別に見てみると、どのくらいなのでしょうか。

 まず、ランチタイムでの使用頻度が高そうなとんかつソースは、大さじ1杯で食塩1gを含んでいます。とんかつ自体にすでに下味で塩味がついているのに、そこへさらにとんかつにもキャベツにもソースをかけて、お味噌汁やお漬物まで食べていたら、たった1食で1日の摂取量の2分の1を超す勢いです。せめて添え物のキャベツはソースなしでいただくくらいでないと、揚げ物のセットメニューは気をつけた方が良い選択といえるでしょう。

 一方、カロリーは高いですが、マヨネーズは大さじ3と3分の2弱で食塩1gと、思ったほどには高くないという印象を受けるかもしれません。そして、濃い口しょうゆは大さじ3分の1強、薄口しょうゆなら大さじ3分の1で食塩1gと、少量でも多くの塩分を含んでいることがわかります。

 しょうゆやソース、マヨネーズなどは、お料理に直接“かける”のではなく、添えるようにおいて、“つけて”いただくようにするだけでも摂取量が変わってきます。とんかつにソースをかけるとき、点、点、点…と少しずつかける方はなかなかいないですよね。線を描くようにかけてしまうものだからこそ、“かけるのではなくつける”を鉄則にしてください。

 もしも自炊をすることが多いのであれば、しょうゆをおだしで割るようにすると(1:1くらいに)おいしく減塩ができるでしょう。