私はこれからの時代、このパワースポット的要素を企業が取り入れ、どのようにマーケティングに応用するかを真剣に考える必要性があると考えています。

 私自身も、パワースポットの代表的な存在の1つである分杭峠(長野)や榛名神社(群馬)に行く機会がありました。そこで以下では、訪れたパワースポットから感じ取った大きなトレンドについて整理してまいります。

最強のパワースポット
分杭峠(ぶんぐいとうげ)のチカラ

 先日、弊社の会員様向け視察ツアーを行いました。「スゴイ会社・人の創造力パワー」視察・体感ツアー(2010.5/20-21)というものです。私共ではこうしたものを「クリニック」と呼びます。クリニックとは、時流やモデル企業事例を見て、経営者が直観力や時流適応力を高めるための勉強法です。私共ではこうしたクリニックを数多く実施してきています。

 今回のツアーでは長野に行ってきました。小布施の町並みやさまざまなモデル企業を視察してきたのですが、その中で私が楽しみにしていた場所が「分杭峠」でした。

 パワースポットとは、その名の通り、そこに行くと、なぜかチカラやエネルギーが湧き出てくる場所です。大げさに言えば、“奇跡が起こる場所”でしょうか。

 その代表的なスポットとして、いま一番注目されている場所が今回訪れた分杭峠なのです。

 このツアーには、約30名の経営者の方々が参加され、バスに乗って視察をしてきました。では、経営者をも引き付けるそのパワーとは、一体何なのでしょうか。

(写真/分杭峠 水汲み場)

【分杭峠とは】
分杭峠は、一部の人々から、「健康に良い『気』を発生させるゼロ磁場地域である」と称されている場所です。中国の気功師・張志祥が来日した際に分杭峠に「気場」を発見したとされています。
日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っている、という理由から「エネルギーが凝縮しているゼロ磁場であり、世界でも有数のパワースポットである」と称されており、マスコミでも多数取り上げられています。

 分杭峠は、長野県伊那市と下伊那郡大鹿村の境界付近にあります。

 長野県伊那市の南アルプスの西側を走る伊那山脈の峠の1つで、標高1424メートルの地点にある山の中です。

「元極学」という中国政府が公認する気の研究団体の創始者で、世界的にも著名な張志祥氏が1995年に分杭峠を発見したと言われています。中国で奇跡を起こす場所として有名な「蓮花山」を発見している張氏が、蓮花山に勝るとも劣らない良好な“気”がでている場所と明言したことから分杭峠は有名になりました。

 今、この分杭峠にものすごい数の人が集まり始めています。

分杭峠パワーの源と言われている「中央構造線」

 この峠の下には、「中央構造線」が走っています。中央構造線とは、九州から東海地方、関東地方へと延びる1000キロに及ぶ大断層のことです。両側の地質の異なるN極とS極の地層がぶつかり合って、そこがゼロ地場(磁力の高低の変動が大きく、全体的にゼロに近い磁気の低い状態を保持している場所)と呼ばれています。