なぜ「甘い物」がむしろストレスを生むのか

 ストレスがたまると、甘い物に走る方は注意が必要です。

 チョコレート、クッキー、ケーキなどの甘いおやつや、炭酸飲料、清涼飲料水などの甘い飲み物などの「糖質」を多く含むものは、食べると糖質が脳のエネルギーになります。しかし、砂糖(特に精製されたもの)を多く含む食材は、血糖値を急激に上げ、その後急激に血糖値を下げるという特徴もあります。この血糖値の乱高下と、甘いものを食べ過ぎると、血糖値を下げるインスリンが多く出てしまうことで脳が糖分不足に陥るため、疲労やイライラ、精神不安などにつながるのです。

 そうすると、またそのストレスを解消するために甘い物を口にする…という負のスパイラルに巻き込まれ、更にイライラや不安につながりストレスを助長してしまいます。

 どうしても甘い物が欲しい時は、ただ甘いだけのものではなく、食物繊維が一緒に摂れる果物がおすすめです。食物繊維は、血糖値の急激な上昇を抑えるのに役立ちます。

 よくスーパーなどで見かける果物でいうと、キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツ、りんごは糖分が低めで食物繊維を多く含みます。最近では、カットフルーツをスーパーやコンビニでも見かけるようになってきたので活用するのもよいですね。

 健康的だとドライフルーツが流行していますが、ドライフルーツは生の果物に比べて、水分を飛ばしている分、同じグラム数で考えると糖分も多く含まれている事と、重量が軽いのでお腹を満たせずに大量に食べてしまう傾向があるので注意が必要です。

 果物にもいえることですが、やはり食べ過ぎれば糖質のとり過ぎにつながるので、生の果物であれば1日100gくらいを目安にしましょう。

<100gの目安>

 キウイフルーツ…約1個
 オレンジ…約1/2個
 グレープフルーツ…約1/4個
 りんご…約1/3個