<ビタミンB6、B12>

 ビタミンB6とビタミンB12は脳の神経細胞に多く含まれており、脳内ホルモンが作られる際にも必要な栄養素です。

 これらが不足すれば、イライラや集中力の低下など脳の働きに影響があります。ビタミンB6は、マグロ、カツオ、サケ、サンマ、レバーなどに多く含まれています。ビタミンB12はアサリ、カキ、ハマグリ、サンマ、レバーに多く含まれています。

 魚介やレバーに多く含まれているので、これらが苦手な方はビタミンB6とB12不足に要注意。外食も活用して、レバニラ炒めや焼き魚などを意識して摂るようにしましょう。

<パントテン酸>

 パントテン酸は、ストレスが生じるとフル稼働する副腎の働きを支え、副腎皮質ホルモンの合成に関わっている栄養素です。

 レバー、鶏肉、トラウトサーモン、シシャモなどに多く含まれています。他にも幅広い食材に含まれているので欠食をしない限りは欠乏することはほとんどありませんが、ストレスを感じやすいかた方は意識していきましょう。

 こうして見てみると、ストレスには「タンパク質」を摂ることで、ビタミンB6、B12、パントテン酸も必然的に摂り入れられることがわかるかと思います。

<カルシウム、マグネシウム>

 カルシウムとマグネシウムは神経の興奮を鎮め、精神を安定させるのに役立つ栄養素です。カルシウムは、チーズやヨーグルト、ちりめんじゃこ、木綿豆腐、納豆、小松菜などに多く含まれています。マグネシウムはアーモンド、落花生、大豆、豆乳、牡蠣、ほうれん草などに多く含まれています。豆腐や納豆などの大豆製品を意識するとこの2つの栄養素が摂りやすいので、朝食に豆腐の味噌汁や納豆を摂る習慣をつけるとよいでしょう。

ストレス解消に楽しい食事を

 ストレスが多くなると、暴飲暴食や偏食、ながら食いなど食生活が乱れがちになります。しかし、このような食習慣がストレスを助長してしまうのは、前述した通りです。1日3食バランスよく食べることが心身の健康に役立ちます。

 さらに、楽しく食べることがストレス解消につながりますので、たまには外食を活用して好きな方と一緒にご飯を楽しみ、ストレス軽減につなげていきましょう。