大事なのは、この2つの神経のバランスです。通常、交感神経は日中に活発になり、副交感神経は夕方から夜にかけて活動的にはたらきます。しかし、一方でも乱れていると心や体に様々なトラブルが引きおこされます。

 たとえば、交感神経が過度に緊張してしまうと、頭痛を起こしたり気分が悪くなったりするなど、身体に不調をきたします。その状態が長引けば長引くほど、自律神経が正常な状態を保つのが難しくなり、交感神経と副交感神経が正しく作動しづらくなります。すると、それが悪循環となり、病気にかかりやすくなってしまったり、イライラや不安が常に続き心のストレスをずっと抱えてしまったりします。

 夏は特に自律神経が乱れやすい季節になります。その理由の一つが、「脱水症状」。茹だるような暑さの中と、空調の効いた室内エアコンの効いた室内とを行き来することで、身体に必要な水分を与えられないと、体調を崩してしまい、自律神経がうまく機能しなくなります。

 また、暑さによって良質な眠りを取れずに「不眠症状」となることがストレスとなって、自律神経が乱れることもあります。自律神経がうまく機能しないことにより、胃や腸の働きが弱ってしまい、「暑さで食欲不振」という、いわゆる夏バテの症状が起きるのです。

夏バテ解消には「音楽」がオススメ
どんなテンポ、音域だと効果的?

 夏バテの症状を改善するには、もちろん十分に水分補給することや、とくに快適な睡眠を採ることが大事です。快適な睡眠をとるためには、「リラックスした環境を作る」「首もとを温めて緊張緩める」「深くゆっくりと呼吸をする」「腸内環境を改善する」という4つのポイントが重要になります。