上海高島屋、撤退取りやめて「継続宣言」も前途はいばらの道
姫田小夏
今年6月に閉店と清算を発表した上海高島屋が8月下旬、一転して営業継続を決めた。お客とテナントを振り回した末の「続投宣言」だが、今後の経営が…
2019.9.6
90年代より20年超、中国最新事情と日中ビジネス最前線について上海を中心に定点観測。日本企業の対中ビジネスに有益なインサイト情報を、提供し続けてきたジャーナリストによるコラム。最近はインバウンド動向を重視、日本国内でも問われ始めた「中国人との向き合い方」を模索する。
姫田小夏
今年6月に閉店と清算を発表した上海高島屋が8月下旬、一転して営業継続を決めた。お客とテナントを振り回した末の「続投宣言」だが、今後の経営が…
2019.9.6
姫田小夏
2000年前後は大もうけできた上海の外食業界。多くの日本人が出店したものだが、中国政府の頻繁な政策変更や賃金上昇に疲弊した彼らは今、中国か…
2019.8.23
姫田小夏
中国人観光客が溢れていたタイ・バンコクの風景に異変が起きている。明らかにその数が減っているのだ。タイのみならず、中国人観光客数が減少してい…
2019.8.9
姫田小夏
中国全土で次々と起きている物流ドライバーの集団抗議。背景には、ひどい搾取の実態がある。今後は、急速に広がっているフードデリバリー業界にも飛…
2019.7.26
姫田小夏
デジタル化がもたらす新たな市場創出と既存のサービスとの葛藤。それが最も端的に現れるのがタクシー業界だ。IT業界を中心にライドシェアを解禁さ…
2019.7.12
姫田小夏
6月、民放のニュース番組で、白いレジ袋をモグモグと呑み込む奈良公園のシカが映し出された。奈良公園のシカは食欲旺盛で、数枚のシカせんべいをあ…
2019.6.28
姫田小夏
2012年の設立以降、怒涛の勢いで成長していった「滴滴出行」。しかしこの3年ほどは相次ぐ規制強化と不祥事に苦しみ、「結局はタクシー会社にな…
2019.6.14
姫田小夏
米中貿易戦争のあおりを受けて、在米中国人たちが気まずい状況に追い込まれている。あるエリート中国人留学生の職探しを通じて、彼らにどこの国・地…
2019.5.31
姫田小夏
今年70周年を迎える「アメ横」に大きな変化が起こっている。中国、台湾、韓国、トルコなど、アジアングルメの飲食店がここ数年で急速に増殖し、「…
2019.5.17
姫田小夏
2018年の訪日外国人客数で国別トップ3は、中国、韓国、台湾。筆者は3位の台湾に注目した。年間500万人弱の観光客が台湾から訪れるが、台湾…
2019.5.8
姫田小夏
中国からの訪日観光客は年々増え続け、2018年は838万人が訪れた。量の拡大を急ぐ日本は、今後もさらに訪日観光客を積み増すだろう。だが、も…
2019.5.2
姫田小夏
台湾では「相手に譲る」という空気が社会全体を包んでいる。この春訪れた台湾で、筆者は人々が生活の中で実践する「礼儀正しさ」や「譲り合い」に驚…
2019.4.19
姫田小夏
日本語学校と地元企業とアジア人留学生が、なんとも危ない経済構造を作り上げている。日本語学校は留学生にアルバイトを斡旋し、地元企業は喜んで雇…
2019.4.5
姫田小夏
ベトナム人留学生の万引き、モンゴル人留学生の無免許運転、ネパール人留学生の刃物を持ち出した喧嘩――、アジア人留学生が起こす問題が多発し、そ…
2019.3.22
姫田小夏
むかしむかし、中国の上海に3つの“日本人村”がありました――。と言っても、1930年代の租界の話ではない。それは、対中投資が旺盛な2000…
2019.3.8
姫田小夏
中国は今、一大転換期にある。その1つの方向性は“グレーゾーン”からの脱却だ。「昨日までOKでも明日からはダメ」という当局の政策転換に、日本…
2019.2.22
姫田小夏
今年も春節が到来、銀座・数寄屋橋界隈では中国人観光客がにわかに増え、店舗の売り場は臨戦態勢に切り替わった。だが、過去と比べると大きな変化に…
2019.2.8
姫田小夏
日本ブランドの化粧品は、私たちが想像する以上に中国で大人気だ。機を見るに敏な中国人のことだ、早晩、「中国資本による日本ブランド」が出現して…
2019.1.25
姫田小夏
中国経済がおかしくなっている。中国の主要な経済紙を開いても、「債務危機」「連鎖破綻」「不良資産処理」など、先行きの不穏さを暗示する経済用語…
2019.1.11
姫田小夏
“対中コメビジネス”がにわかに熱い。安倍晋三首相は、10月末に行われた日中首脳会談で、日本産食品の輸入規制への前向きな対応を求め、中国側か…
2018.12.28