2月4日・5日の狙い目入試

 4日午前は、受験者数610人と人気の明治大学付属中野(2回)が7月に5倍割れ、9月には4倍台半ば弱まで緩和している。同じく男子校の獨協(4回)は、実倍率7.9倍から7倍を切るかもしれない状況だったが、持ち直している。実倍率4.45倍の世田谷学園(3回)は4倍割れとなりそうだ。

 共学校では、実倍率12.85倍と激しい芝浦工業大学附属(3回)が11倍を割れそうで、神奈川大学附属(3回)も9倍を割れる見込みだ。また、実倍率7.18倍の日本大学藤沢(3回)は6倍強まで緩和しそうなのだが、いずれも合格しそうな気があまりしない高倍率である。4倍を割りそうだった成蹊(2回)は少し盛り返している。受験者数100人未満では、4倍を割れそうな明治学院(3回)がとても受けやすそうに見えてくる。

 4日午後は、実倍率6.4倍の目黒日本大学(4回)が少し盛り返して5倍強となりそうだ。広尾学園小石川(5回)は緩和しても11倍台後半である。

 5日午前は、女子同様に2割弱減の渋谷教育学園渋谷(3回)が6.3倍から5倍程度まで緩和するか7月に注目されていたが、5倍台半ばまで盛り返している。5倍を切りそうだった法政大学(3回)も同様に5倍強まで戻している。実倍率8.09倍の日本大学(C回)も、7月には5倍台後半までの緩和傾向だったが、6倍台半ば強まで志望者を増やし、国学院久我山(3回ST)も踏みとどまっている。