マーケット全般(127) サブカテゴリ
「国会議員たちへ、懸命に働いている家庭のために立ち上がれと要求する。われわれは、米国の労働者を裏切って破滅的な貿易協定に賛成する議員を忘れない」バラク・オバマ米大統領にTPP(環太平洋経済連携協定)などの貿易交渉の権限を与える通商一括交渉権(TPA)の審議に議会が入ると発表された4月15日、米労働組合の全米食品商業労働組合(UFCW)は、そういった過激な反対声明を発表した。

第364回
アマゾンのAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)部門の強さにウォール街が唖然! 株価が急騰!その原因となった「IaaS事業」ってなに?
米国は2015年第1四半期の決算発表シーズンに入っています。先週発表された決算の中で大きな驚きはアマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)の決算でした。特に注目されたのは今回の決算からアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のセグメント情報が開示されるようになったという事です。 AWSの売上高は15.7億ドル、前年比+49%でした。またAWSの営業利益は2.65億ドル、前年比+8%でした。AWSの営業マージンは16.9%で、これは市場関係者が考えていたより遥かに高い数字でした。このため先週の金曜日、アマゾン株は+14.13%急騰しました。

第137回
女子大生と企業のコラボ型プロジェクトで、ネックレスの企画から製作、販売までを実際にやってみてわかったこと
先日、ジュエリー企業のラッキー商会と本学(昭和女子大学)でコラボ商品の開発を行い、Amazon.comでの販売を開始した。女子大生がもらってうれしいジュエリー、あるいは誰かにあげたいジュエリーなど、女子大生を商品の受け取り手、あるいは購入顧客とした場合、どのような商品が好まれるかという観点で商品を作りましょうということで、まずは女子大生がもらってうれしいネックレスの開発となった。

第159回
ゴールデンウィーク前、4月30日までは銀行株や保険株などの「緩和メリット株」を狙え!
日本はこれからゴールデン・ウィークが控えているので、日本株にトレンドが出るのは、ゴールデン・ウィーク明けということになりそうです。4月30日までは緩和メリット株狙いですね。実際、21日前場の市場では、メガバンク株や地銀株が軒並み年初来高値を更新しました。また、リース株や保険株などでも、年初来高値を付けた銘柄が多かったです。

国際商品市況全般で、相場の方向感がはっきりしない状況が続いている。1月までは、原油安に連動して他の国際商品にも売り圧力が及んだり、世界景気の減速観測によって国際商品全般が売られる相場であった。しかし、原油の急落には歯止めがかかり、世界景気の減速懸念も緩和する中で、相場の焦点を絞りにくくなっている。

天ざるそば6100円、長崎ちゃんぽん6500円、うな重8600円、特選海鮮丼1万3200円。韓国・ソウル中心部にある外資系五つ星ホテルの最上階に日本食レストランがあった。そのメニューをのぞくと、前述のような驚愕の価格が記されていた(元の表示はウォン、サービス料・税込み)。

第363回
上海株式市場の規制強化に端を発した欧州株式市場のミニ・パニック。やっぱり、売った方がいいの?
金曜日の欧米市場はミニ・パニック症状でした。その原因は三つあり、ひとつはこのところ過熱感のあった上海株式市場に関し証券監督当局が規制を強化したということです。二番目は、ちょうどそのニュースが出た前後、世界中の機関投資家が利用している情報端末が二時間近くに渡ってダウンしていたということです。三番目はギリシャ債務問題が、ぶり返しているということです。

1月に0.2%割れという未曽有の低水準を付けた日本の10年債利回りだが、最終投資家にとってあまりに低過ぎる水準となってきたことなどからその後急騰した。

「ベントレー・モデル、12.7万元(約250万円)」。高級車ベントレーが250万円なら安いじゃないか、と誤解する人がいるかもしれない。しかし、実はこれ、自動車ではなくて上海で先日販売されていたスマートフォンである。英ラグジュアリー携帯電話機メーカー、ヴァーチュ(元ノキア子会社)がベントレーにあやかって最近発表したモデルだ。

第158回
日経平均株価2万円達成の次に資金が向かう先は時価総額の小さいハイボラ銘柄群だ!「猿相場」で狙われる可能性の高い12銘柄を抽出してみた!
10日の日経平均は一時2万円大台を回復しました。これは、2000年4月以来、ほぼ15年ぶりのことです。目先は海外勢の買いと国内勢の売りが日経平均2万円付近で激しく交錯し、相場全体にトレンドが出難いとみています。こうなると、投機マネーは主力株から流出し、個別材料株(中小型株)に流入する可能性が高いでしょう。こういう相場になったら、時価総額の小さい、ハイ・ボラティリティ銘柄群ということになります。いわゆる「猿相場」で狙うべき

第362回
日経平均株価2万円とアベノミクスをアメリカの投資家はどう見ている? いまゼネラル・エレクトリックが買いの理由とは?
日経平均株価が15年ぶりに一時2万円をつけました。そこでアメリカの投資家は海の向こうの日本で起きていることをどう見ているのか? という点について、まず論じたいと思います。その前にアメリカの投資家が、なぜ日本株にとってカンケーあるのかを、ちょっとだけ復習しておきます。下は世界の投資信託の資産の所在を登記国ベースで示したものです。

第157回
これから高成長が期待できる「クラウドコンピューティング」関連の5銘柄に注目してみた!
足元の株式市場では物色の柱になるようなテーマが見当たりません。それでも、底流には「クラウドコンピューティング」というキーワードが、ひとつのテーマとして存在しているように感じています。そこで今回は、同関連銘柄のうち、アクティブ個人好みの5銘柄(デジタルアーツ、セキュアヴェイル、SHIFT、ULSグループ、ACCESS)をピックアップしておきたいと思います。

英国は中国へ熱烈なラブコールを送り続けている。表面的なプライドを捨ててでも中国とのパイプを太くしたがっている。ドイツもそうだ。

第361回
米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想の半分!今後の相場への影響は?
先週金曜日に雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は予想+24.5万人に対して僅か+12.6万人にとどまりました。このショッキングな数字を、どう受け止めれば良いのでしょうか?まず非農業部門雇用者数の数字はブレやすいので、あまり今回の数字を深読みし過ぎないことが肝心だと思います。

第136回
牛丼をスプーンで食する若者。スプーンと牛丼の関係性から回転率と利益率について考えてみた
学会で神戸に出張する用事があり、ランチで松屋(松屋フーズ:9887)に入った。私は大学生と思われる年頃の男性とほぼ同じタイミングで入店し、二人でカウンターに並んで座るかっこうとなった。共にオーダーは牛めし。その男性と並んで牛めしを食べ始めたのだが、どうもその男性の隣に座っていることに違和感を覚えるようになった。なぜだろう、と思っていると、彼は牛めしをスプーンで食べているのである。

第156回
日銀やGPIFなどの「5頭のクジラ」が統一地方選挙前の相場を買い支える!いま狙う、踏み上げ期待の22銘柄も紹介!
「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」「共済年金」「かんぽ生命保険」「ゆうちょ銀行」、そして、「日銀」のいわゆる「5頭のクジラ」が、今の東京株式市場で、悠々と泳いでいます。欧州系外資系証券の試算では、この5頭の日本株の買い余力は合計で27.2兆円だそうです。そして、このクジラ達が統一地方選挙前の相場を支える見通しです。

米国経済が堅調で、利上げが進む局面は、ドル高(円安)を伴いやすい。ドル円相場は今年125円、来年130円への上昇トレンドをたどるだろう。

第360回
動画実況アプリ、ペリスコープを実装したツイッター(TWTR)に注目!
先週、ニューヨークのイースト・ビレッジでガス漏れによると見られる火事が発生しました。大きな爆発の後、一階に日本食レストランが入っているアパートが倒壊し、隣のビルにも燃え移りました。ちょうどこの事件の起こる直前に、ツイッター(ティッカーシンボル:TWTR)がスマホから動画をリアルタイムで実況できるアプリ、ペリスコープ(Periscope=潜望鏡の意味)を実装しました。この災害の様子が、その場に居合わせた通行人のスマホから生々しく伝えられたことで、ツイッターの動画実況サービスが、いかにパワフルなツールかをユーザーが再認識したというわけです。

「日本銀行の説明はよく分からない」。そう語る市場参加者は国内外において非常に多い。昨年10月に日銀は、原油価格の急落が国民のインフレ予想を低下させる恐れがあること、2015年の春闘にとって昨秋は大事な時期だったこと、以上2点の理由から「予防的措置」として追加緩和を決定した。

中国経済の減速がきつくなっているという報道が相次いでいる。注意が必要なのは、地域や業種によって様相はかなり異なっているという点である。北京や上海では景気減速は感じにくい。
