職場(19) サブカテゴリ
第61回
「勝ち組中の勝ち組」とも言える電通女性社員の過労自殺は、日本中のビジネスパーソンに衝撃を与えた。有名企業だから、給料がいいから、という理由だけで会社を選んでも仕事の本当の楽しみは味わえない。一体、どんな働き方が「幸せ」と言えるのだろうか?

第52回
ジョブローテーションがうまく機能しないケースとして、管理職の異動があります。実務が分からない上司のために、部下が懇切丁寧な補足をする必要があり、残業が増えてしまいます。

第173回
最近では、スマホで撮影した写真や映像がビジネスの現場で業務報告に活用されることも多くなりました。しかし、写真・映像だけに頼った業務報告は人材育成の過程においては、良い結果をもたらすとは言えないようです。

第149講
これまで2回、小学校でのPTA会長スピーチ経験をお話ししてきました。今回はその第3弾、「空気の重さ」です。

第60回
学期末、学校から一方的に評価をされた通信簿をもらう日本の通常の学校に対して、「国際バカロレアプログラム」を採用している学校は、まるで企業の人事評価のようなプロセスを採用している。その特徴の1つは「自己評価」。こうしたトレーニングが、人材育成には欠かせないものだ。

第148講
「大声競争」を考えたのには、理由が3つありました。ひとつは全員参加できる「体験型のスピーチ」をしたかったこと。もう一つは、繰り返すことで限界突破経験の味わえるものにしたかったこと。事前の練習や補助無しでできる、全員参加型の、しかも、子どもたちが全力を振り絞れる競技とは何なのか……。そこで思いついたのが「大声」でした。

第36回
「つながらない権利」を考えるうえで忘れてはならないのが、ソーシャルメディアの存在である。最近では、SNSで職場や取引先の人とつながるか否かが、多くのビジネスパーソンにとって悩みの種になっている。フォローや友達申請を求められることが不快に思う人も一定数いて、「ソーシャルネットワーク・ハラスメント」(ソーハラ)という言葉まで登場している。

第59回
日本に遅れること2ヵ月、マレーシアでも公開された『シン・ゴジラ』。大迫力のゴジラもさることながら、右往左往する国家の意思決定プロセスや、放射能の恐ろしさを描いた秀作だ。しかし、どうも外国人の心にはイマイチ響いていないようだ。その理由はどこにあるのだろうか?

第51回
40代後半~50代前半の世代は、会社でのキャリアの天井がほぼ見えてきている。いまだ頂上を目指している人もいるが、会社に依存せずに生きたい、と思う人も一定数いる。独立には大きく5つの進路があるが、その違いを理解しない独立は危険だ。

第171回
満員電車に揺られなくていい、自分の裁量でタイムマネジメントができるというメリットから「フレックスタイム制」が注目され、導入が進んだ時期がありました。ところが、最近は導入を中止する会社も出てきています。それは一体どうしてなのでしょうか。

第37回
メンタルヘルスといえば、昨年末より、50名以上の従業員を擁する事業所では、毎年1回のストレスチェックの実施が義務化された。しかし、どうやらストレスチェックを行う立場にある医師や保健師はこの制度に対して懐疑的なようだ。

第147講
「みなさん、きょうは『ボール』の、おはなしをします!」これが、私の小学校PTA会長としてのデビュースピーチ第一声です。私の「子ども向け発想力講義」のスタートでもありました。

第58回
教育費高騰が激しく、富裕層であっても夫婦共働きが当たり前なマレーシア。かの国では今、平日は子どもを他人に預けっぱなしにする育児スタイルが流行している。極めて合理的にも見えるこのシステムだが、子どもの生育はどのような影響を及ぼすのだろうか?

第35回
携帯電話が普及してからは、いつでも、どこでも連絡が取れるようになってしまったため、公私の境目が曖昧になってきている。特にスマーフォフォンが登場して以降は、電話のみならずビジネスメールも休日に受信、返信できるようになり、その傾向が顕著になった。

第50回
1億円以上の報酬を得ている上場企業の役員は、現在、約500人と言われている。こうした話題は社員の間でも最も盛り上がる話題になるが、1億円の報酬というのは、高いのだろうか。はたまた安いのだろうか。

第170回
東京五輪まであと4年。いま五輪を前に好業績の企業が増えています。しかし、バブル崩壊の経験があるからか、浮かれた様子を見せる企業はあまりありません。むしろ手綱を締め、コスト削減からオフィス移転まで考える企業まで出てきています。

第146講
リオ五輪でも、NHK(や民放の一部)のアナウンサーたちは、team(チーム)のことを「ティーム」と発声していました。テロップ等での表記は「チーム」のまま。発音だけが英語風なのです。

女性活躍推進が叫ばれる昨今、女性社員を管理職に登用する企業も増えてきた。そんななか、“少数派”である女性管理職に対して、特に男性の部下が戸惑う場面が多く見られるようになった。なぜ男性部下は女性上司に「付き合いづらさ」を感じるのか。

第57回
今年前半にヒットしたディズニーアニメ「ズートピア」。たかがアニメだとあなどるなかれ、楽しいだけでなく、現代社会に根深く潜む差別の構図について、非常に鋭く描き出している秀作だ。社会心理学の視点から見てみよう。

第34回
厚生労働省の統計によると、2014年には22万2107組が離婚している。これは、おおよそ2分に1組が離婚届を提出している計算になる。どのようにすれば、離婚を避けて、幸せな結婚生活を送ることができるのだろうか。
