職場(56) サブカテゴリ
第53回
今回の落とし穴は、「現状維持バイアス」です。これは、よほど何とか変えなくてはならない、という強い動機がない場合、「まあ、今のままでいいか」と考えてしまうバイアスです。企業においても、変革を妨げるバイアスになることがあります。

第31回
産学協同の研究会では、オフィスで「タダ乗り」を防ぐ研究が進められている。目下のところ、やってみなければわからないのが現状だが、すでにそれを実現している企業もある。その1つが、スティーブ・ジョブズ率いるピクサー社だ。

第46回
高まる節電意識を受け、環境省が「スーパークールビズ」を打ち出しました。多くの職場で奨励する動きが起きていますが、悩ましいのが営業マンたち。客先によってドレスコードが異なるため、早くもその対応に困り果てているといいます。

第52回
今回の落とし穴は、「フォーカシング・バイアス」(Focusing Bias)です。物事を判断する時に、ある特定の側面のみに目を当てすぎて、結果として必ずしも望ましくない結論を出してしまうというものです。

第25回
前回から『バブルさん』という本の著者である斎藤さんにインタビューし、他世代からは理解しがたいバブル世代の生態をあばいてきた。今回はそれを踏まえてバブル世代との上手な付き合い方を教えていただく。斎藤さん曰く、取り入るのは意外と簡単なようだ。

第10講
子どもがやることを観察すると、ヒトがもつ根源的な欲求が見えてきます。その研究の果てに、さまざまな商品が誕生しました。ヒット商品のヒントは身近にあるかもしれません。さぁ、どう商品化しましょうか。

第51回
今回の落とし穴は、論理的誤謬の一種である「選言肯定」です。2つの条件のどちらかを満たしているケースで、両者を満たす可能性があるにもかかわらず、1つの条件に当てはまるからと、もう1つの条件に当てはまらないと結論を出してしまうことを言います。

第30回
新人が入社すると、決まって社内で盛り上がるのが「今どきの若者」に対する批評である。日本企業では、今も昔も新人全般を「タダ乗り社員」と見なす風潮がある。しかし、上司が若かった頃と比べて今の新人が劣っていることなど、決してない。

第45回
最近の職場では、「褒めるマネジメント」が主流になりつつあります。しかし、イマドキの上司の多くが叱られて育った世代。褒められ慣れていない世代は、どう部下を褒めて育てればよいのでしょうか。

第50回
今回の落とし穴は、「不適切な比較対象」です。「不適切な比較対象」にはさまざまなバリエーションがありますが、今回は特に、本来比較すること自体にあまり意味がない対象と比較することで、聞き手の判断を迷わせるケースを取り扱います。

第175回
新人研修が終わった後のこの季節、無気力状態やストレス、失望感を抱えて“6月病”と呼ばれる症状を抱える新入社員も増えているという。プレイヤーとしても多忙を極める管理職はどのように6月以降の新人育成を行っていけばよいのだろうか。

第24回
これまでも氷河期くんを悩ませるバブルさんたちをたくさん取材してきた僕だが、今回は、同じ氷河期世代であり、『バブルさん』という本まで執筆した斉藤さんと一緒に、バブル世代の特性を徹底分析する。

第9講
子どもたちの素直な勘違い(感動や悩み)からも、大人は違った視点を学べます。その素直な勘違いから問いを発生させていくと新たな知見が得られることも。今回は、子どもの勘違いから紐解いてみましょう。

第29回
自分の仕事に付加価値をつけようとせず、言われたことだけこなす若手社員が増殖しているという。彼らは「フリーライダー」と言えるだろうか。草食系なのかタダ乗りなのか「ビミョーな社員」が増える理由は、社員に対する企業のインセンティブ構造が変化したためだ。

第44回
単調でつまらない、成長感を得られない――。営業に対して、このような印象を持つビジネスパーソンが少なくありません。一方で、営業の仕事に誇りを持つ先輩がいるのも事実です。なぜ、このようなギャップが生まれてしまったのでしょうか。

第48回
今回の落とし穴は、「ギャンブラーの誤謬」です。これは確率論の大数の法則を理解せず、非常に少ないサンプル数から誤った結論を出してしまうというものです。

第23回
お茶くみやコピー取り、掃除にゴミ捨ては、かつて女性社員に任せられることが多かった仕事。しかし、これらの仕事を今も任されることに対して大きな嫌悪感を抱いている人がいる。それが女性のゆとりちゃんだ。

第8講
2回にわたり、「相手を目の前にしての会話」「みなが集まる会議での発言」など営業の現場で求められる発想を見てみました。今回は、営業編の最終回。「CRM」を通して、「提案書作り」について考えましょう。

第47回
今回の落とし穴は「多数者効果」です。これは自分以外の多くの人が積極的にある意見を支持すると、自分の意見は彼らと違ってもなかなか言い出せず、そのうち「自分の考えが間違っているのかも」、考え方を変えてしまうものです。

第28回
米国帰りで就業経験がない30代の女性を社長に就任させ、会社を経営させる――。私が参加するこのプロジェクトの目的は、フリーライダーを生み出す「社会構造の壁」を崩すというものだ。今回は、この試みの成果をご紹介しよう。
