sp-smartbusiness(12) サブカテゴリ
第244回
ベンチャー企業では発展・成長に伴い創業者の役割が変わる
「まさに事業として成功し、成人したかに思われたそのときに、理解できない苦境に立つ。製品は一流、見通しは明るい。だが事業は成長しない。原因はつねに同じである。トップマネジメントの欠落である」
第59回
テーマパークの中で最強といわれ、平日でも大混雑している東京ディズニーリゾート。さぞや高収益体質だろうと思いきや、量産効果にはほど遠く、利潤最大化は「夢のまた夢」のようだ。これは、なぜなのだろうか。
第243回
リーダーシップとは組織の使命を考え抜きそれを明確に確立すること
ドラッカーは、リーダーシップとは、人を引きつける個性のことではないという。そのようなものは煽動的資質にすぎない。
第242回
現代社会における“知識”は専門分野では定義できない“学際的”たらざるをえない
ドラッカーは、生物学と心理学、経済学と行政学、社会学と行動科学、論理学と数学、統計学と言語学などを分ける境界が無意味になったという。これからは、学部、学科、科目の境界が陳腐化し、理解と学習の障害になる。
第58回
今回取り上げるのは、楽天とヤフーである。両社は同じIT業界に属しながらも、金融と情報通信といった形で違いがあるが、業績についてはどちらに軍配が上がるのだろうか。
第241回
企業の最大の役割は経済にかかわる「エントロピーの法則」を打ち破ることにある
かのニュートン力学でさえ、アインシュタイン以降は相対性理論の特殊ケースの地位に甘んじることとなった。その相対性理論も、それを超える理論の可能性を否定できないとされている。
第240回
仕事の質が変われば人間そのものが変わる卓越性を追求せよ
ドラッカーは、成果を上げることは修得できるし、修得しなければならないという。それどころか、一流のプロフェッショナルとなることさえ簡単だという。
第57回
JR東日本といえば、分秒刻みの正確な運行管理で有名だ。しかし、会計処理については遅効性の度が過ぎている。なんとリーマンショックの影響が6ヵ月後の09年3月期に現れるなど、JR東日本の会計処理には裁量の幅がありすぎるようなのだ。
第239回
利益は目的や動機ではない事業を継続・発展させる明日のためのコストである
営利事業という言葉がある。そのため、事業の目的は利益にあると思う。加えて、利潤動機という言葉がある。そのため、事業の動機は利益にあると思う。
第238回
市場はあくまで非情であるトップマネジメントは社外で働くことを学べ
市場にとっては、いかなる製品、いかなる企業といえども、さして重要な存在ではない。最も価値があり、最も望まれている製品でさえ、多様な製品、サービス、満足の一つにすぎない。
第237回
イノベーションに優れた企業は競争相手によってではなく自らの手で自らを陳腐化させる
ドラッカーは、イノベーションを職能の一つと見ることは間違いだという。イノベーションは、企業のあらゆる部門、職能、活動に及ぶものである。
第56回
様々なところで東日本大震災の「経済的損失」の試算が出されている。しかし、この“機会損失”の実務解の求めかたは経済学などで開発されていない。そこで今回、筆者は独自の分析手法によって原発事業を行う東芝の機会損失を試算してみたい。
第236回
知識労働者に対して自己実現の機会を与えてこそ組織は忠誠を獲得できる
組織が人の力なしに目的とする成果を上げられるのであれば、人に対して力を行使することが許されるはずはない。
第235回
意思決定には勇気が必要だが、確信がないままで実行を急いではならない
薬は苦くなければならないという必然性はない。しかし、一般的に良薬は苦いものである。
第55回
本決算まで残り20日間のところで起きた東日本大震災。企業はその後の業績予測において難しい判断を迫られるだろう。そこで株主や投資家が気をつけるべきは、「逆粉飾」決算の可能性だ。
第234回
イノベーションの第一歩は陳腐化したものを計画的に捨てることである
イノベーションは、新しく優れた製品の創造、あるいは新しい利便性や新しい欲求の創造であることもある。昔からある製品の新しい用途開発であることもある。
第54回
今回取り上げるのは、電子部品業界のみならず、産業界全体でも優等生の呼び声が高い日本電産だ。今回は、「連結業績予想」を利用して、その裏に隠された「声」に聞き耳を立ててみよう。
第233回
忠誠はどこまで要求できるか組織が直面する最大の課題は“善意の専制”の制御である
ドラッカーは、「今日のように、組織が経営幹部に対して父権的な権限を行使し、特別の忠誠を要求することは、社会的に無責任な権力の濫用だ」という。
第232回
為替レートは日常のコスト為替のマネジメントの仕方がリーダーシップにつながる
これからの経営戦略は、通貨とは野放図に動くものであり、不安定きわまりないものであるという前提に立たなければならない。
第53回
実務の最前線で活躍する公認会計士などは全員、異口同音に「最適資本構成に、一般公式や実務解はない」という。しかし今回は、初歩的な経済学と数学を用いて、最適資本構成の一般公式を導き出していきたい。