sp-smartbusiness(14) サブカテゴリ
第219回
社会的な目的を実現してよりよい社会をつくる経済はそのための手段である
経済の発展は、社会的な目的の達成を約束する限りにおいて望ましい。約束が幻想であることが明らかになれば、当然その価値は疑わしくなる。
第46回
国際会計基準IFRSの適用という新たな波が押し寄せているが、その一方で「原価会計基準」は、相変わらず何ら改訂されずに仮死状態が続いている。今回は、全国100万社すべてに蔓延している「コスト管理の誤謬」をただしていきたい。
第218回
企業家精神とは気質の問題ではなく行動の様式である
企業家精神とは、独特の特性をもつ何かである。気質とは関係ない。実際のところ、私はいろいろな気質の人たちが、企業家的な挑戦を成功させるのを見てきた。
第217回
株主の利益のみを最大化?企業の長期的な成果は短期的な成果の累積にあらず
企業の経営陣は、近頃では、利害関係者間の均衡ある利益を実現すべき者とはされていない。株主の利益のみを最大化すべき者とされるにいたってしまった。
第45回
プロ野球無関心層が増加しているとはいえ、横浜ベイスターズの身売り話に驚いた人は少なくないだろう。結局身売り話は破談に終わったが、その背景には何があったのか。TBSの経営分析からその裏側を推量してみよう。
第216回
「環境問題」は人類全体の問題であるとの共通認識なくしては効果なし
今後ますます、生態系に対する配慮、つまり危機に瀕した人類の生存環境の保護を政策に織り込むことが必要になってくる
第215回
ほとんどの企業は本当に重要な数字について知ろうとはしていない
かつては、生活水準の高さを示す数字として、エンゲル係数なるものが使われた。消費支出に占める飲食費の割合のことだった。ドラッカーは、経営環境の変化を知るには、このエンゲル係数に相当するものを見つけよと言う。
第44回
近年、ROIを社内の業績評価指標として採用している企業が多いと聞く。はたしてそれは、十分に理解された上でのことなのだろうか。そこで今回は、ROIという指標を崇める企業やマスメディアの軽挙妄動ぶりを暴いてみることにしよう。
第214回
65歳定年は誤り高年齢者パワーをあなどるなかれ
96歳を迎える直前まで活躍していたドラッカーにしてみれば、65歳の定年退職が間違っていることは当然だった。
第43回
P&Gに資産規模で32倍もの差をつけられているユニ・チャームだが、その活躍には感嘆するばかりだ。しかし、もしユニ・チャームがP&Gと肩を並べる資産規模になっても、ユニ・チャームのROEが、P&Gのそれを超えることは絶対にない。
第213回
組織の全員が自ら変化を引き起こすチェンジ・エージェントたれ
「組織が生き残りかつ成功するには、チェンジ・エージェントすなわち変革の機関とならなければならない。変化をマネジメントする最善の方法が、自ら変化をつくりだすことである」
第212回
セーフティネットであらゆる者が自信を持ち自立できるようにせよ
「社会の大転換が進行中である。その結果、いたるところで社会的なミスマッチが生じている」社会的なミスマッチばかりではない。経済的なミスマッチも生じている。両者は連動している。
第42回
味の素を伝統的な指標で見ると、業績は不安定だ。しかし、同社への業績不安が語られることはあまりない。それは企業規模の大きさが安心感を与えるからのようだが、今回は別の視点から味の素の実像に迫りたい。
第211回
教師の生産性を上げるには学ばせるための監督よりも教えるための時間を与えよ
教わることとは、意味と理解にかかわることである。ドラッカーは、教わることと学ぶことを峻別して考えている。
第210回
顧客に対してはベストのチームで臨むべし自前主義を捨てよ
元GE会長のジャック・ウェルチは、その昔、自分がCEOに任命されたらすぐにしようと思っていたことがあった。ドラッカーに会って教えを請うことだった。
第41回
経済学というのは、「実務に役立たない」と揶揄されてきた学問という側面がある。そこで今回は、日清食品のデータを拝借して、「データ分析の裏付け」を持ったミクロ経済学の話を展開してみることにしよう。
最終回
これまで色々述べてきましたが、最終回は「ネット疲れに陥らないための心得」についてお伝えします。実は、『帰ってきたウルトラマン』の最終回「ウルトラ5つの誓い」にも、ネットにつながる教訓が込められています。
第209回
企業の経営幹部には自らの課題を超えた責任がある
今日、マネジメントの最大の社会的責任は、一般人、すなわち企業の外にあって企業について何も知らない教育ある人たちが、企業は何を行い、何を行うことができ、何を行うべきであるかを理解できるようにすることである。
「クルマ、家電、アニメのコンテンツ」・・・。日本が世界に誇る輸出品と言ったら、読者はどんなモノを思い浮かべるだろうか。以上で記したような誰もが思い浮かぶ品々ではなく、最近はある分野の製品やサービスが取り上げられる機会が増えている。
第21回
ビジネスでもプライベートでも、常日頃から大量にやりとりしているメールには、恐ろしいアクシデントがいっぱい潜んでいます。そんなメールにかかわる「困った状況」に力強く立ち向かう方法を、改めて考えてみましょう。