sp-smartbusiness(13) サブカテゴリ
第231回
これからの20年、30年 仕事を心躍るものにするには 目線を上げて自らを駆り立てよ
ドラッカーは、「日常化した毎日が心地よくなったときこそ、違ったことを行なうよう、自らを駆り立てよ」という。たいていの人が、余裕で仕事をこなせるようになったことをよしとし、自己満足に陥る。その結果、ある日突然、燃え尽きる。
第230回
人は得意な仕事の仕方で成果を上げていく得意な仕方を向上させよ
ドラッカーは、生まれつきか育ちかは別として、「仕事上の個性は、仕事に就く前に形成されている」という。人は、強みを発揮する仕事で成果を上げるように、得意な仕事の仕方で成果を上げる。
第52回
よく「完成品メーカーよりも部品メーカーのほうが収益回復力や円高耐性が強い」といった仮説を耳にする。しかしこれは本当なのだろうか。今回は完成車メーカーであるトヨタと部品メーカーのデンソー、アイシンの分析からその真実を探る。
第229回
公的機関は悩み多き存在“三つの障害”が起業家精神とイノベーションを退行させる
ドラッカーは、公的機関には既存の事業がイノベーションの障害となりやすい原因が3つ存在するという。
第228回
21世紀の諸問題は近代合理主義では解決できず全体を見て本質を把握せよ
モダンとは、近代合理主義のことである。まさに、世のすべての事象は論理の力によって解明できるとしたところから、近代は始まった。その近代が、まず西洋を支配し、やがて世界を支配した。
第51回
これまで大手電機メーカー5社の円高限界点を分析してきたが、今回は円高に耐性があるエレクトロニクス3社(NEC、富士通、ソニー)を分析していく。なかでも海外比率の高いソニーは円高にどこまで耐えることができるのだろうか。
第227回
意思決定の出発点は仮説まず意見を持つことを奨励し次に現実の検証を求めよ
ドラッカーは、事実を探すことから始めるのは感心したことではないとさえいう。なぜなら、誰もがするように、すでに決めている結論を裏づける事実を探すだけになるからである。
第226回
最先端のNPOにおける“働き方”の変化は企業にとって教訓になる
ドラッカーは、今日のボランティアは、善意のアマチュアというよりも、無給のスタッフと見るべきだという。しかもこの変化が、NPOだけでなく、企業にとって大きな意味を持つという。
第50回
前回は電機メーカー5社の「為替レート限界点」と「最適点」の2点を導いた。今回は自動車業界の「為替レート限界点」「最適点」、さらには「ニッポン経済」というマクロ経済レベルの「為替レート限界点」「最適点」も求めてみよう。
第225回
組織にとって最適な規模とは機能や仕事に必要な情報を最も有効に扱える規模である
組織には「それ以下では存続できない最小規模の限界」が、産業別・市場別にあるという。逆に、それを超えると、「いかにマネジメントしようとも繁栄を続けられなくなる最大規模の限界」もあるという。
第49回
為替レートの問題に関しては、マクロ経済学の視点から様々な議論が行なわれている。しかし企業は、今日の為替相場に気を揉んでいるのではない。自社にとって、円高に耐えられる「限界点」はどのあたりまでなのか、ということを知りたいのだ。
第224回
成果を上げている者は努力して能力を身につける その習慣が成果を上げる
知識があって、理解力があり、懸命に働くだけでは十分でない。成果をあげるにはこれらとは違う何かが必要である。
特別編
「メールで相手を怒らせた」「ブログが炎上した」など、わけもわからずネット上のトラブルに巻き込まれ、右往左往する人が後を絶たない。そんな迷えるネットユーザーに、石原壮一郎氏が華麗なる「大人のネットマナー」をアドバイスする。
第223回
求められる「情報力」とは情報を入手する力ではなく解釈して利用する力である
データそのものは情報ではない。情報の原石にすぎない。原石にすぎないデータが情報となるには、目的のために体系化され、具体的な仕事に向けられ、意思決定に使われなければならない
第48回
薄利多売といえば、小売・流通業界の専売特許といえるもの。しかし、製造業で該当する企業がある。それが日立製作所だ。10年3月期以降、黒字回復した同社だが、その経営戦略の実態と業績回復はホンモノなのかを探っていこう。
特別編
ミクシィ、ツイッター、フェイスブックなど、今やビジネスでもプライベートでも、ネットなしでは夜も日も明けないご時世。ますます重要になる「大人のネットマナー」のあり方に、石原壮一郎氏が一石を投じる。
第222回
日本の近代社会の成立と経済活動の発展の根底には“知覚”の能力がある
日本の歴史と社会についての第一人者、エドウィン・O・ライシャワー元駐日大使が、その著『ザ・ジャパニーズ』において、日本は第一級の思想家を生み出していないと言ったとき、ドラッカーは、日本の特質は“分析”ではなく、“知覚”にあると言ってくれた。
第221回
誰もが力を発揮するべくいつでも方向転換できる社会の構築が求められる
自らの成長のためには、自らに適した組織において自らに適した仕事につかなければならない。そこで問題になるのは、自らの得るべきところはどこかである。この問いに答を出すには、自らがベストを尽くせるのはいかなる環境かを知らなければならない
第47回
急速な円高と欧米景気の後退懸念により、先行きの見通しに不透明感を残す企業が多い。パナソニックの場合、家電エコポイントの効果もあって国内薄型テレビやエアコンの販売台数が大幅に増加したようだが、この業績回復は本物なのだろうか。
第220回
歴史には文明を分かつ“峠”が存在するその峠が転換期である
1960年代後半に至って、ドラッカーは、あたかも群発地震のようにあらゆるものが動き始めたことには原因があると見た。どこか地中の奥深くで、プレートの大移動が起こっているに違いないと察知し、これを一つの“断絶”としてとらえた。