週刊ダイヤモンド編集部
第293回
映画大手5社が本格参入ビデオ・オン・デマンド元年へ
東宝、松竹、東映など大手映画会社5社が集まった「まるまる映画」が、見たいときに好きな映画を見るというビデオ・オン・デマンドの配信に乗り出した。今年は「アクトビラ」の普及元年になるかもしれない。

第117回
ゆうちょ銀が大手銀行から貸出債権を買いまくる理由
複数の金融関係者によれば、ゆうちょ銀行は今年度、大手銀行を中心とする金融機関から、数千億円規模の貸出債権を買っているという。ゆうちょ銀行の狙いは、ずばり運用の多角化である。

第116回
トヨタの「お客様目線」に疑問符焦るプリウスの低価格戦略
トヨタ自動車のハイブリッド車、プリウスの低価格戦略に注目が集まっている。189万円で発売後、1ヵ月半で約2万1000台、当初目標の3倍売れているホンダのハイブリッド車、インサイトへの対抗策と受け取れるからだ。

09/04/04/号
経済の「なぜ?」「どうなる?」がわかる!「大不況の経済学」を豪華講師陣が解説
今週の週刊ダイヤモンド第一特集は、「大不況の経済学入門」。世界的な経済危機の行方が注目されるなか、豪華講師陣が経済の「なぜ?」「どうなる?」を徹底解説します。これ一冊で、あなたも経済通に!

第66回
公正取引委員会から、同業他社の新規参入を阻害したとして、独占禁止法違反で排除措置命令を受けた日本音楽著作権協会は、公取委に対して徹底抗戦の構えを見せた。

第292回
ハイブリッド車低迷の米国で売り出す新型プリウスとインサイトの前途多難
急激な縮小が続く米国自動車市場に、日系メーカー自慢のハイブリッド車が相次ぎ投入される。市場活性化の呼び水として期待は高まるが、前途洋々というわけにはいきそうにない。

第291回
補修後にもさらに64ヵ所!不信極まる静岡・ひび割れダム
多数のひび割れが発覚した静岡県森町の太田川ダム。県河川企画室はすべての補修を施工業者が費用を負担するかたちで3月13日までに完了したと明かした。はたして、これが最後のひび割れ補修となるのだろうか。

第71回
隈 研吾自己顕示を抑制した「優雅な諦念」
日本を代表する建築家の系譜は、隈研吾の出現で流れを変えた。自己顕示という建築的欲望へのアンチテーゼと、工業的イメージから解き放たれた自由がそこにある。

第290回
不況極まれり!300ドル払いカード解約促す米アメックス
クレジットカードの貸し倒れが急増する米国で、アメックスがあっと驚く対策に打って出た。一部会員に対し、退会すれば、300ドルのプリペイドカードを贈与するという趣旨の案内を送っているというのだ。

第289回
富士ハウス倒産の余波を住宅建設業者が警戒する理由
富士ハウスが1月に倒産したことが、住宅業界に思わぬ波紋を呼んでいる。住宅を完成させるためには多額の追加支払いが必要なケースもあり、住宅業界では「また規制強化になるのではないか」と警戒感を強めている。

第67回
2003年、ITバブル崩壊で景気が悪化し、企業は広告戦略をいっせいに見直し始めた。成果報酬型の広告は一気に注目を集めた。“勝負時”だと直感し、インタースペースは急成長。06年9月にはマザーズに株式上場も果たした。

第115回
TOBに失敗したアステラスに間近に迫る「2010年問題」
2ヵ月にわたって続いたアステラス製薬による米製薬会社CVセラピューティクスの敵対的買収が、ついに決着を迎えた。米ギリアド・サイエンシズのCVTのホワイトナイトとしての登場であっけなく終焉を迎えたのだ。

第114回
虎の子カーナビ事業で提携模索パイオニアの大本命は三菱電機
株主資本比率が急速に悪化したパイオニアが、車載機器事業における業務・資本提携、将来的には事業統合も視野に入れた協議に入っている。交渉先としては、「三菱電機が大本命」という。

第16回
2月下旬、経済悪化ニュースで株安となるなか、円は対ドル90円前後から99円台まで下落した。実は危機が極まって、金融機関も投資家も企業もドル流動性の調達難に直面しており、ドルの買い戻しが始まったのだ。

第113回
シティ1~2月黒字の真贋四半期では赤字の可能性大!
シティグループ、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカが1月と2月が黒字であると発表。金融危機克服も近いという期待が広がるが、実態を精査して浮かぶのは相変わらず苦境に喘ぐ姿だ。

第65回
今年初め、旧財閥系の大手企業は、ある大手銀行から突然融資の借り換えを断られた。その銀行とは長年の付き合いで、これまで「あうんの呼吸」で融資に応じてくれていただけに、同社は慌てふためいた。同業他社では倒産が増加しており、確かに業界全体は厳しい環境だが、それは新興企業に限った話だ。「何度確認しても銀行は明確な理由を教えてくれない」と、担当者は憤る。実は、この企業ばかりでなく、現在融資の借り換えに応じてもらえない大企業が増えているという。株価の下落で含み損が増大し、自己資本比率規制に黄信号が灯る銀行が急増しているからだ。ついに大手企業にまで及び始めた「貸し渋り」「貸し剥がし」の深刻な現状を追う。

第112回
損保ジャパンと日本興亜の経営統合は、問題が山積み
3月13日、損害保険業界3位の損保ジャパンと5位の日本興亜損害保険は来年春に経営統合することを発表。一般企業の売上高に相当する正味収入保険料は合計で2兆0657億円になる。

09/03/28/号
名門ブランドさえ立ち行かなくなる!ホテル・旅館の危機を赤裸々にレポート
今週の週刊ダイヤモンド第一特集は、「ホテル&旅館 大淘汰」。不況で過去最大の危機を迎えているホテルや旅館の実態を、赤裸々レポートします。初公開の「都内ホテル収益力ランキング」も、お見逃しなく!

第288回
クレジットカード業界に異変!キャッシングから撤退するカード会社
カード会社にとってキャッシングといえば、収益を支える大きな柱。ところが最近、トヨタファイナンスを筆頭に、個人向け無担保ローンから撤退を表明する企業が増えている。いったい何が起きているのか。

第287回
日本が資源大国になる?メタンハイドレートに3つの追い風
資源小国の日本が十数年後、変身を遂げているかもしれない。夢の国産エネルギーとして注目される「燃える氷」、あのメタンハイドレートが実用化へ着実な前進を見せ始めたのだ。
