週刊ダイヤモンド編集部
第322回
生活習慣調査から見えた「健康な高齢者」と「不健康な若者」
先日、厚生労働省から「平成27年国民健康・栄養調査」が公表された。これによると、過去10年間で糖尿病と脂質異常症が疑われる人の割合は、ほぼ変化がなかった。加齢が発症リスクであることを考えると「健康を気遣う高齢者」が増えたと推測される。

「2020年売上高4兆円構想」の雲行きが怪しくなっている。14年の米ビーム買収で財務面の余裕は消えた。残り4年で4兆円構想を実現させるには、新たな買収資金を持ち株会社の上場で調達するほかない。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、12月13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定する──。これが市場関係者の間のコンセンサスだ。11月の雇用統計で失業率が4.6%と9年ぶりの水準にまで改善したことも利上げ観測を後押ししている。

海上自衛隊のイージス艦を独占的に造ってきた三菱重工業が、立て続けに艦艇の受注を逃した。客船事業で大赤字を計上したばかりの三菱重工にとっては、泣きっ面に蜂である。実は、この事態は三菱重工の危機であると同時に、日本の技術を結集させた艦艇建造の危機でもあるのだ。

家具大手のニトリホールディングス(HD)が、これまで“空白地帯”だった大都市への出店を加速させている。百貨店など好立地だが苦戦が続く商業施設へのテナント出店に軸足を移し、客層拡大を狙っているのだ。

自動車業界が頭を悩ませる問題が浮上している。自動車整備士の人材不足があらわになっているのだ。今後、電動化や自動運転といった先進技術に対応できなくなる零細の整備工場が増えるのは間違いない。行政や業界の無為無策が続けば、自動車の安全性を揺るがす問題につながるだけに事態は深刻だ。

「いちばん美味しかったのは、中米のグアテマラで食べたアルマジロの肉」と語るトラベルライターの白石あづささん。新刊『世界のへんな肉』は、旅先で出会った数々の“変わった肉料理”を実際に食べてみるまでの顛末を自らのイラスト付きの文章で綴ったエッセイだ。

父と娘で経営権を争ってから1年半。大塚家具が苦境に陥っている。2016年12月期は最終赤字が確定的で、内紛の傷が癒えるどころか、早急な止血に追われている。

中小型液晶最大手のジャパンディスプレイをめぐる支援協議が難航している。その背景には、救済か競争力強化かで揺れ動く産業革新機構の姿があった。

16/12/17号
証券業界最大手の野村證券に労基署のメスが入り、長時間労働が常態化していた投資銀行部門が大幅な残業削減を含む働き方改革を迫られていたことが、「週刊ダイヤモンド」の調べで分かった。

手帳の製造工程はかなり複雑だ。なぜなら、手帳は毎日のように使用され、それが1年間続く。繊細な作りだけでなく、耐久性も要求されるのだ。そんな手帳工場の全貌をお見せしよう。(週刊ダイヤモンド」2015年12月12日号特集「無敵の手帳術&情報管理術」より)

日本銀行が6年近く続けてきたETF(上場投資信託)の購入策のために、個別銘柄で間接的に日銀が“大株主”になるという状況が生じている。ここでは、市場に広く流通し、日々売買されている「浮動株」で見た場合の間接保有状況の上位50社を一覧にした。

第321回
痛風発作の薬は低用量で 米国のガイドラインが推奨
俗に、疾病の三大激痛の一つといわれる痛風発作。後の二つは尿路結石だ、心筋梗塞だ、胆石だ、急性膵炎だと諸説あるが、痛風の地位は揺るがない。

化学他社にはないユニークな製品群を持つ総合化学の昭和電工だが、ここ数年は収益が伸び悩む。懸案の黒鉛電極事業ではこの10月、ついに業界再編に踏み切った。同社はどう収益アップを図るのか

市場関係者にとってはうれしいサプライズだったに違いない。OPEC(石油輸出国機構)は11月30日の総会で、2008年12月以来の減産を決めた。12月1日の午前中、円の対ドルレートは1ドル=114円台となり、日経平均株価は前日比400円を超える上昇を見せた。

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを前に、厚生労働省が進める受動喫煙対策に飲食業界などから反対意見が噴出。国と各業界、そしてたばこ2強の攻防戦が繰り広げられている。

米国の「裏庭」と称される中南米だが、実態は少し違う。そこには“蛇”も“サソリ”も潜む。決して米国人がわが物顔に振る舞えるわけではない。フロリダ半島の突端からわずか100キロメートル余りの距離に浮かぶ小国キューバは、まさしく米国の喉に刺さったとげだった。

日本銀行が6年近く続けてきたETF(上場投資信託)の購入策。このほど、個別銘柄の間接保有状況と1年後の姿が試算で明らかになった。市場のゆがみが浮き彫りとなる中、日銀の出口戦略を見通すと、待ち受けるのはいばらの道だ。

16/12/10号
TOEICのスコアが身長より低い人。中山慎一郎さんは、双日社内で何とも不名誉な称号を与えられてしまった。内定時のスコアは170点。TOEICは990点満点の四択テストなので、誰でも約250点は取れるはず。「確率論を超えた」と、周囲に笑われたものだった。

第320回
社会文化的伝統は肥満のもと 年末~春は危険だらけ
世界各国の祝祭日の過ごし方はそれぞれだが、一つ共通点がある。それは家族で美味しい物をたくさん食べること。先日、米マサチューセッツ内科外科学会発行の「NEJM」にユニークな研究結果が報告された。米コーネル大学の研究チームによるそれは、米国、ドイツ、そして日本の国民の祝日と体重の変化率の関係を調べたもの。
