上杉 隆

上杉 隆

(株)NO BORDER代表取締役
株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』
第140回
「伝書鳩」前首相の茶番に現首相が振り回されて、代表選緒戦は小沢氏が優位に
上杉 隆
きょう(9月1日)、民主党代表選が告示された。今回の小沢一郎氏の出馬に至るまでの党内の混乱はまさしく「茶番」であった。その因は主に、鳩山由紀夫前首相の「伝書鳩」のような振る舞いにある。
「伝書鳩」前首相の茶番に現首相が振り回されて、代表選緒戦は小沢氏が優位に
第139回
総務省ICTフォーラムで、報道被害に対する放送倫理・番組向上機構の見解を質す
上杉 隆
総務省の「今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラム」に出席。先月の関西テレビ「ニュースアンカー」における、野中氏による筆者への「名誉毀損事案」についてBPOの見解を聞いた。
総務省ICTフォーラムで、報道被害に対する放送倫理・番組向上機構の見解を質す
第138回
例年になく静かな65回目の夏。政治が靖国問題を直視すべき時が来た
上杉 隆
終戦記念日、今年も靖国神社に参拝に行った。1999年以来、11年連続となる。菅内閣の閣僚が全員参拝を控えたためか、政治的な騒動も消えたようだ。静かな参拝を望むという点では、靖国側の求める状況に近づいたともいえる。
例年になく静かな65回目の夏。政治が靖国問題を直視すべき時が来た
第137回
テレビ局宛ての訂正でお茶を濁さず、野中広務氏は筆者に訂正・謝罪を
上杉 隆
7月28日(水)、関西テレビの情報番組「ニュースアンカー」で野中広務元官房長官が、筆者に対する的外れな批判を行ったことは、前回の本コラムで述べた。その後野中氏は、事務所を通じて、自らの発言を訂正してきたが……。
テレビ局宛ての訂正でお茶を濁さず、野中広務氏は筆者に訂正・謝罪を
第136回
野中広務氏の公共の電波を使った"華麗なる勘違い発言"に反論す
上杉 隆
永田町を取材していると時々、理解不能な人種にめぐり合うことがある。その種の人々は時に微笑ましくもあり、時に呆れてしまうこともあるが、まぁ、いずれにせよ、同じ人間のやること「変人」ぶりに驚いてもいられない。
野中広務氏の公共の電波を使った"華麗なる勘違い発言"に反論す
第135回
官房機密費問題追及に、既存メディア側からも心ある「援軍」が続出!
上杉 隆
官房機密費問題がこれほどまでにマスコミにおける「タブー」だとは正直、想像の範囲を超えていた。しかしこの問題に気づいた少なくない良心、とりわけ既存の記者クラブメディアで活躍している人々が声を上げ始めた。
官房機密費問題追及に、既存メディア側からも心ある「援軍」が続出!
第134回
ねじれもまた民意。機能不全のジャーナリズムに代わり、政府・行政の不正をあぶり出す
上杉 隆
参院選の結果、与党の過半数割れが確定し、国会は再び衆参のねじれ状態になりそうだ。新聞やテレビも総じて「ねじれは問題」というスタンスだが、筆者は2007年の夏の参院選から一貫して「ねじれ国会」歓迎派である。
ねじれもまた民意。機能不全のジャーナリズムに代わり、政府・行政の不正をあぶり出す
第133回
メディアの成長なくして、やはりW杯4強の夢は遠い
上杉 隆
先週の本欄の反響の大きさに驚いている。日本代表は敗退したが国内マスコミはお祭り騒ぎであった。メディアの仕事はファンと一緒に感動するのではなく、試合を通じて「感動」を伝えることにあるのではないか。
メディアの成長なくして、やはりW杯4強の夢は遠い
第132回
ワールドカップ敗退で歓喜している国に、ベスト4など永遠に無理な話だ
上杉 隆
日本が敗れた。朝の情報番組を観れば、司会者やコメンテーターが口をそろえてこ「感動をありがとう」「日本代表にお礼を言いたい」。一般人ならまだしも、スポーツ報道を扱うメディアの人間にしては、またずいぶんと安上がりに感動するものである。
ワールドカップ敗退で歓喜している国に、ベスト4など永遠に無理な話だ
第131回
自らの賄賂疑惑に沈黙するマスコミに、大相撲賭博を糾弾する資格はあるか
上杉 隆
きょう、全米オープンゴルフの取材から帰国してみると、日本は相撲報道一色になっていた。それにしても、新聞やテレビの報道はあまりにひどすぎる。あたかも、この賭博事件が、稀にみる重大極悪犯罪の発生のような扱いである。
自らの賄賂疑惑に沈黙するマスコミに、大相撲賭博を糾弾する資格はあるか
第130回
オバマ大統領ももはや打つ手無しメキシコ湾原油流出事故の想像以上の深刻
上杉 隆
筆者は現在、米国カリフォルニア州ぺブルビーチリゾートに来ている。どのメディアもトップニュースは同じ、メキシコ湾での原油流出事故一色である。米国の危機は深刻だ。いよいよ万策も尽きようとしている。
オバマ大統領ももはや打つ手無しメキシコ湾原油流出事故の想像以上の深刻
第129回
菅総理に求めることはただ一つ、途中で投げ出すことなかれ
上杉 隆
菅直人内閣が正式に発足した。国会議員わずか4人の社民連から政治人生をスタートさせ、少数野党の悲哀を味わいながらも、菅は首相になるという夢を一度もあきらめなかった。
菅総理に求めることはただ一つ、途中で投げ出すことなかれ
第128回
鳩山首相だけでは済まない!小沢幹事長と平野長官も議員辞職が筋
上杉 隆
きょう(6月2日)、鳩山首相が辞任した。そして夕方のぶら下がり会見でこう語った。「次の総選挙には出馬しません」。残りの首相任期を全うして、首相公邸から辞してもらいたいものだ。
鳩山首相だけでは済まない!小沢幹事長と平野長官も議員辞職が筋
第127回
ネット選挙を解禁しても、ツイッターは許さなかった日本政治の限界
上杉 隆
夏の参院選からインターネットを利用した選挙活動が解禁されるという。とはいえ、その内容は限りなく不十分であり、諸外国と比較しても恥ずかしいことこの上ない。とくに標的となったのはツイッターである。
ネット選挙を解禁しても、ツイッターは許さなかった日本政治の限界
第126回
メディアを揺るがす“大贈収賄事件”官房機密費を懐に入れたマスコミ人たちの常識
上杉 隆
野中広務元官房長官が番組で暴露してからすでに1ヵ月経った。評論家やコメンテーター、新聞の論説・解説委員、記者クラブ所属の記者たちにまで官房機密費が流れていた、という信じがたい疑惑だ。
メディアを揺るがす“大贈収賄事件”官房機密費を懐に入れたマスコミ人たちの常識
第125回
普天間問題の5月末決着は無理鳩山首相はなぜ国外移設を放棄したのか
上杉 隆
普天間移設問題が最悪の形で決着しようとしている。鳩山首相自ら設定した期限が5月末。おそらく来年か再来年の5月でない限り、公約実現は不可能であろう。沖縄県民はもはやこの鳩山首相の公約に期待することを止めた方がいい。
普天間問題の5月末決着は無理鳩山首相はなぜ国外移設を放棄したのか
第124回
普天間迷走で、鳩山首相と平野長官に「退場」を求める十分な理由
上杉 隆
鳩山首相がついに沖縄入りした。結論から言えば、結果は散々であった。もはや多言を要さないだろう。何らかの形で政治責任を取らざるを得ず、窮地に立たされたのは疑いない。
普天間迷走で、鳩山首相と平野長官に「退場」を求める十分な理由
第123回
自分の役割はもう十分に果たした「記者会見開放運動」卒業宣言!
上杉 隆
4月19日「記者会見・記者室の完全開放を求める会」が開催された。筆者は呼びかけ人のひとりであったが、当日は欠席した。11年間この問題を繰り返し追及し、同じことを述べてきたことに疲れてしまったのが何よりの本音なのだ。
自分の役割はもう十分に果たした「記者会見開放運動」卒業宣言!
第122回
「たちあがれ日本」を持て囃す「文藝春秋」が失った健全なるジャーナリズム
上杉 隆
「文藝春秋」は、時の権力と対峙するという点において筆頭格のメディアであった。だが最近は一方の政治的な意見ばかりを扱い、世の中に反対意見のあることを事実上無視してしまっている編集パターンが少なくない。
「たちあがれ日本」を持て囃す「文藝春秋」が失った健全なるジャーナリズム
第121回
平沼・与謝野両氏が「野合」新党と批判されないため行なうべきこと
上杉 隆
平沼氏といえば、保守政治家の代表格である。ところが今回、氏の選んだ「仲間」は、まったく意外な人物であった。思想的な部分では対立関係にあったといってもいい与謝野馨元財務大臣、その人である。
平沼・与謝野両氏が「野合」新党と批判されないため行なうべきこと
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