上杉 隆

上杉 隆

(株)NO BORDER代表取締役
株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』
第181回
なぜ東京地検特捜部は東京電力本店を家宅捜索しないのか
上杉 隆
きのう、東京電力の株主総会が開かれた。約6時間に及ぶロングラン総会は荒れ模様となったものの、社長の交代、原子力発電の続行など、結局、当初の方針通りに終了した。結果として、東京電力は株主総会を乗り切ったのである。
なぜ東京地検特捜部は東京電力本店を家宅捜索しないのか
第180回
菅首相が素直に辞めない3つの理由
上杉 隆
「本当に菅首相は素直に首相を辞めるのだろうか」2週間前発売の「週刊文春」で私はこう書いた。不信任案決議前の代議士会での鳩山由紀夫前首相との約束を受けて、すべての新聞・テレビが、菅首相の退陣を確定的に報じていた。
菅首相が素直に辞めない3つの理由
第179回
改めて「ジャーナリスト活動無期限休止」を宣言――記者クラブは日本という国家を滅ぼす
上杉 隆
今週号の「週刊ポスト」の反響が大きい。発売からきょうまでの3日間で8人の政治家、4人の大手メディア幹部、2人の宗教団体幹部から問い合わせがあった。記事は、緊急寄稿した〈上杉隆「ジャーナリスト無期限休業宣言」〉というもので、4月1日に発表した年内でのジャーナリスト活動休止を改めて宣言したものだ。
改めて「ジャーナリスト活動無期限休止」を宣言――記者クラブは日本という国家を滅ぼす
第178回
「情報暗黒内閣」の一年間を振り返る――菅首相はせめて退き際に政治家としての良心を見せてほしい
上杉 隆
菅直人首相の退陣が濃厚になってきた。当初は内閣不信任案を回避し、そのまま逃げ切れるとみられていたが、実際は、あっという間に外堀を埋められ、早期の退陣を余儀なくされている。冷酷な永田町ではすでに「ポスト菅」の後継者選びが始まっている。
「情報暗黒内閣」の一年間を振り返る――菅首相はせめて退き際に政治家としての良心を見せてほしい
第177回
不信任案否決!あと出し「一定のめど」と「通年国会」で年内続投を図った菅首相の“お見事”な戦略
上杉 隆
内閣不信任案が否決された。一国会一度しか提出できない不信任案が否決されたことで、菅首相の当面の続投が決まった。だが、きのう(2日)の午前中までは、永田町はまったく違う情勢下にあった。与党・民主党内からですら、内閣不信任案に賛成する声も聞かれたのだ。
不信任案否決!あと出し「一定のめど」と「通年国会」で年内続投を図った菅首相の“お見事”な戦略
第176回
ストロンチウム90の海産物汚染に無策な日本政府。細野豪志首相補佐官の「約束」に期待したい
上杉 隆
広い範囲にわたって海水が放射能に汚染されていることは政府の調査でもわかっている。だが、文部科学省による調査では十分とはいいきれない。ストロンチウム90についてはほとんど何も調べていないのが実情だからだ。
ストロンチウム90の海産物汚染に無策な日本政府。細野豪志首相補佐官の「約束」に期待したい
第175回
情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない
上杉 隆
3月の福島第一原発の事故以来、世界が日本の「敵」になりはじめている。とくに本コラムで指摘した通り、海洋への汚染水放出を行なった4月以降は特に顕著だ。ハワイ、米国本土、欧州、南半球などでも放射性物質の飛来が確認されている。
情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない
第174回
世界で2ヵ国しかない、グリーンピースの海洋調査を断った国・日本。政府は今すぐ独自に調査をやり直すべきだ
上杉 隆
4月20日、グリーンピースジャパンは福島沖の放射能汚染を調べるため、海洋生物のサンプリング調査の申請を日本政府に対して行なった。海洋調査はグリーンピースのお家芸ともいうべきものだ。過去数十年にもわたって、世界中の海の調査を行ってきた実績を持つ。
世界で2ヵ国しかない、グリーンピースの海洋調査を断った国・日本。政府は今すぐ独自に調査をやり直すべきだ
第173回
堀江貴文氏への重すぎる実刑確定と、それでも止まらない大手メディアの“社会的リンチ”
上杉 隆
証券取引法違反事件における堀江貴文氏の上告棄却が決まった。これで収監が確実となり、2年6ヵ月の実刑が確定する。悪法もまた法である。それに逆らうつもりはない。しかし、大手メディアの行なってきた検察広報としての堀江バッシングは明らかに度を超していた。
堀江貴文氏への重すぎる実刑確定と、それでも止まらない大手メディアの“社会的リンチ”
第172回
「原発は安い、太陽光発電は高い」は本当か?被災地の復興をも視野に入れた孫正義氏「自然エネルギー財団」の提言
上杉 隆
4月20日、ソフトバンクの孫正義社長は、民主党の復興ビジョン検討チームの会合に出席した。会合の冒頭、孫社長は、米国での発電コストに触れ、「私自身も驚いたのだが」と前置きしてこう話しはじめた。
「原発は安い、太陽光発電は高い」は本当か?被災地の復興をも視野に入れた孫正義氏「自然エネルギー財団」の提言
第171回
福島原発事故レベル7は日本の「敗戦」。我々はいまその現実を直視しなくてはならない
上杉 隆
ようやく日本政府がレベル7を認めた。だが、残念ながら遅すぎた、あまりに遅すぎたのだ。その「敗戦」を認めるのが――。
福島原発事故レベル7は日本の「敗戦」。我々はいまその現実を直視しなくてはならない
第170回
日本が「海洋汚染テロ国家」になる日――放射能汚染水の海洋投棄に向けられる世界の厳しい視線
上杉 隆
自由報道協会はきょう(4月6日)、元佐賀大学学長の上原春男氏の共同インタビューを主催した。上原氏は福島第一原子力発電所3号炉(もしくは5号炉)の設計にかかわり、外部循環式冷却装置の開発者でもある。
日本が「海洋汚染テロ国家」になる日――放射能汚染水の海洋投棄に向けられる世界の厳しい視線
第169回
日本の大手メディアと欧米メディア、プルトニウム報道の“温度差”
上杉 隆
福島第一原発周辺の土壌からプルトニウムが検出された。BBCは速報を流し、ル・モンドもさらなる核汚染の危険性を伝えているが、相変わらず日本の大手メディアだけが、このニュースを矮小化して伝え続けている。
日本の大手メディアと欧米メディア、プルトニウム報道の“温度差”
第168回
海外諸国と日本政府、避難範囲50kmの差――枝野官房長官に「安全デマ」を問い質す
上杉 隆
震災発生以来、最悪の事態を想定して、各国政府の方針や海外メディアの論調をソースを明示しながら、その可能性に触れてきた筆者への評価は、「デマを飛ばすインチキ記者」という匿名の批判に集約される。
海外諸国と日本政府、避難範囲50kmの差――枝野官房長官に「安全デマ」を問い質す
第167回
被災地への支援を止めないために、計画停電よりも「節電」で対応を!
上杉 隆
停電の前に節電だろう。順番が違う。停電をして経済活動を止めることほどばかげたことはない。その結果、復興は遅れ、場合によっては救援活動すら妨げることになる。いや、実際にそうなっている。
被災地への支援を止めないために、計画停電よりも「節電」で対応を!
第166回
自由報道協会への理解と誤解と無理解――小沢氏記者会見の運営批判に答えよう
上杉 隆
自由報道協会に関して、実に多くの報道がなされている。誕生間もない団体にメディアの注目が集まることは珍しい。自由で多様な言論空間を作ろうという筆者たちの試みに、同業者が共感してくれるのはうれしい限りだ。
自由報道協会への理解と誤解と無理解――小沢氏記者会見の運営批判に答えよう
第165回
小沢氏元秘書への“立証の対象にしない裏献金”とはどういうことか?大手メディアの情報操作を検証する
上杉 隆
今夕、レギュラー出演しているラジオ番組の冒頭で読まれたニュースのひとつに、どうしても納得のいかないものがあった。そこで今回は、日本の大手メディアではどれだけひどい情報操作が行われているかを検証してみる。
小沢氏元秘書への“立証の対象にしない裏献金”とはどういうことか?大手メディアの情報操作を検証する
第163回
驚くに足りない東京都知事選の石原氏不出馬・松沢氏擁立。気になるのは石原伸晃自民党幹事長によるリークの意図だ
上杉 隆
東京都知事選が俄然、盛り上がりを見せてきた。筆者は都知事選について毎回「週刊文春」でレポートを発表している。きょう発売の号が第二弾になるのだが、その校了直前、次のようなニュースが飛び込んできた。
驚くに足りない東京都知事選の石原氏不出馬・松沢氏擁立。気になるのは石原伸晃自民党幹事長によるリークの意図だ
第162回
日本の政治報道を退屈にしたのは誰か――政治記者のみなさん、そろそろ本当の政治記事を書きませんか?
上杉 隆
事実を速報する記事はストレートニュースと呼ばれ、通常、通信社の記者が書く記事とされている。世界中のメディアでは、新聞記者と通信記者の仕事は明確に区別されている。一方で、日本ではその二つが混在している。
日本の政治報道を退屈にしたのは誰か――政治記者のみなさん、そろそろ本当の政治記事を書きませんか?
第161回
“記者会見ごっこ”はもうお終いにしよう。税金で運用する政府会見インフラは全てのジャーナリストへ公平に開放を!
上杉 隆
ようやく日本でも世界標準の「記者会見」がスタートしようとしている。それは、「自由報道協会」、筆者が代表(暫定)を務める非営利組織、その任意団体(現在)の運営する「記者会見」のことである。
“記者会見ごっこ”はもうお終いにしよう。税金で運用する政府会見インフラは全てのジャーナリストへ公平に開放を!
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