2010.10.27 「次の一手」は「協調介入」なのか?G20為替合意に秘められた「暗号」とは? G20は成果に乏しく、この間の「米ドル安・円高・ユーロ高」の流れは大きく変わらないとの見方が多いようですが、細かく見ていくと、じつはちょっと気になる、「おやっ」と思うところもあります。
2010.10.20 米追加緩和・ドル安容認論の本当の狙いは新興国通貨切り上げか? 人民元がカギに 私が「行き過ぎ」と指摘する中でも、米国の金利低下と米ドルの下落がなかなか終わりません。それでは、この「行き過ぎ」となっている米国の金利低下と米ドルの下落はいつ終わるのでしょうか?
2010.10.13 ドル・キャリー取引による大相場が展開。米ドルは記録的な売られ過ぎに! 米ドル安がなかなか止まりません。これは、いわゆる「ドル・キャリー」の大相場が展開されているといった認識が必要ではないでしょうか?
2010.10.6 信用不安強いユーロは買われ過ぎ懸念。「上がり過ぎ」修正で1.3ドル割れへ向かう! 11月に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での追加金融緩和の観測などを受けて、ここまで米ドル安が続いてきました。 対ユーロではこれが当面の「最後の米ドル安」となり、対円でもこのまま80円を目指すのではなく、いったん米ドル安が止…
2010.9.29 信用不安再燃でも上昇続けるユーロだが、「戻り過ぎ」で反発は1.35~1.4ドルまでか? ユーロが強く、ついに1.35ドルまで戻してきました。ただ、さすがに「上がり過ぎ」「戻り過ぎ」であって、この辺りでユーロ高の行き過ぎ警戒域に入ってきたのではないでしょうか?
2010.9.22 「スーパー介入」効果は10月半ばまでか?介入の日米合意の裏に「中国の影」が… 先週、6年半ぶりに行われた日本政府・日銀による円売り介入で、「円高・米ドル安」が一息ついた形になっています。しかし、この介入による円高阻止の効果は、よくてもせいぜい1ヵ月程度かもしれません。
2010.9.15 菅総理は「プライド」を捨てられるか?日本が自力でできる円高阻止策はある 民主党代表選で、菅総理の再選が決まりました。そんな中、日本が「自力」で円高阻止をできるかどうか、菅氏でも小沢氏でも、「プライドを捨てる」決断をできるかが焦点だと思うことを、今回は述べたいと思います。
2010.9.8 日本発・債券バブル破裂が始まった!いったん米長期金利は3%、ドルは88円へ 米ドルの下落につれて下がってきた米国の長期金利が、9月3日(金)の米国雇用統計の結果発表を前後して、急反発しました。いよいよ、いったん「円安・米ドル高」へと戻す動きが始まったのではないでしょうか?
2010.9.1 日銀が円高に対し無力な真の理由とは?カギは「米国債バブル」の破裂にあり! 日銀の追加緩和決定でも円高が止まりません。ただ、日銀に円高転換を期待することのほうが、そもそもムリなのではないでしょうか? それでは、円高がもう止まらないのかと言えば、円高転換の「兆し」は出てきたと思います。
2010.8.25 なぜ、円高になっているのか?円高の「主犯」は日本の銀行だ! 為替相場では「円高・米ドル安」が続いています。その一因は、米国の金利低下が続いているためでしょう。それでは、米国金利低下の原因は何なのでしょうか? じつは、その1つが日本人の米国債買いのようなのです。
2010.8.18 「日銀総裁談話」のジンクスも後押し!「円高・ドル安」は目先的にクライマックス 米ドルが先週、ついに昨年11月に記録した対円安値を更新しました。ただ、このまま80円を目指すのではなく、一旦は「米ドル安・円高」がクライマックスを迎える可能性が高いと思います。
2010.8.11 ユーロ高の「終わり」が始まった!欧州の財政問題はまだ払拭されていない ユーロが一時1.33ドルまで上昇してきました。ここまでのユーロ高は、ほぼ予想どおりだったと思います。ただ、そのようなユーロ高は、このあたりが「終わりの始まり」ではないかと思っています。
2010.8.5 ドル安はいったんのクライマックスが近い。FRBの追加緩和決定が反発のきっかけか 米ドル安が続いています。景気の先行き不安から、米国に追加緩和期待が出てきたことがその一因とされています。ただ、これに伴う米国の金利低下は、かなり「行き過ぎ」感が強まってきたようです。いったんのクライマックスが近いのではないでしょう…
2010.7.28 ドル/円は年内に85円割れで安値更新へ。ただし、目先的に難しいと考えるワケとは? 足許の円相場は、対ドルで昨年11月につけた84円台後半を試す水準で推移しています。ただ、この安値更新は、目先的には難しいのではないかと思っています。目安として、「購買力平価」という考え方で説明しましょう。
2010.7.21 ユーロ反発は終盤へ。1.35ドルに届くか?相場を左右する今週の重要イベントとは? ユーロがついに1.3ドルまで値を戻してきました。これで、市場2番目となるユーロ安の「スピード違反」、そして短期的な「下がり過ぎ」は、ほぼ修正されたようです。これで本当に、ユーロ安は終わったのでしょうか?
2010.7.14 金融混乱行き過ぎの修正が始まった!豪ドル、ユーロ、米ドルの反発のメドは? ユーロ高を追いかける形で、株高&金利上昇となってきました。「ユーロショック相場」の行き過ぎが始まっているようです。今回は、豪ドル、ユーロ、米ドルの反発のメドを分析してみましょう。
2010.7.7 現在のイールドカーブが語るユーロ高・株高・金利上昇のシナリオとは? 4月からのユーロ安・株安ですが、最近ユーロは反発し始めています。金融混乱の主役が欧州から米国へシフトしているとの見方もあるようですが、金融混乱自体が転換に向かっているのではないでしょうか。
2010.6.30 行き過ぎた景気悲観論はクライマックスへ。8月FOMCでの利下げ織り込みは時期尚早 景気の先行き不安が再燃し、米国の長期金利は年初来最低を更新する動きとなり、株価もユーロも反落しています。ただ、私はこの動きは、クライマックスの局面にあるのではないかと思っています。
2010.6.23 人民元弾力化で「危機」第2幕は来ない!?中国はユーロ高&株高を教えてくれた! 中国が人民元の弾力化、実質切り上げを決定しました。これは、この間のユーロ安、株安、金利低下が転換に向かっている可能性を示唆するものです。巷で言われる「金融危機第2幕」は、本当に来るのでしょうか?
2010.6.16 相場の「間違い」は必ず修正される!「何でもユーロ安」はいつまでも続かない! 5月に広がった世界同時株安への懸念は、少しずつ落ち着いてきたようです。「ユーロ危機→世界同時株安=金利低下」といったサイクルが、クライマックスを迎えつつあるということでしょうか?