クロサカタツヤ
第8回
アップルがiPhoneの新機種「4S」を発表。日本ではソフトバンクに加え、KDDIが販売することになった。“つながるiPhone”への期待は高まるが、現実はそう単純ではない。

第7回
去る9月15日、シャープは情報端末「GALAPAGOS」(以下ガラパゴス)の初代モデルの販売終了を発表した。この発表に対し、巷ではシャープのガラパゴス事業全体が終了するのではないか、という見方が広まった。

第6回
ジョブズ引退後のアップルが中長期にわたって安泰かと問われれば、なかなか難しい。というのは、スマートフォン黎明期は、いわばブルーオーシャンそのものだったと言えるからだ。反対に、これからのスマートフォン市場は、誰にとっても難しいレッドオーシャンとなっていく。

第5回
世界の産業界に衝撃を与えたグーグルによるモトローラ買収発表。強大化したネット企業が、特許ごと老舗企業を飲み込み、競合陣営を突き放すというのが世間の印象だろうが、その見通しは必ずしも正しくない。

第4回
スマートフォンの普及は、通信事業者にとって、新たな成長のドライバーとなりうる。一方で、スマートフォンが開けてしまったパンドラの箱の中身と向き合わなければ、通信事業者はスマートフォンによって、事業の成長は止められてしまうかもしれない。

第3回
グーグルのサービスが台頭すればするほど、世界中のネットワークがグーグルを中心とした構造に近づいていく。同社による間接的なネットワーク支配はすでにスマートフォンを中心にケータイの世界でも起こりつつある。

第2回
スマートフォンが売れている。テンキーを搭載した端末まで登場。ガラケーとの区別も、どんどん分からなくなってきた。戸惑うユーザー、インフラに懸念を持ちながらシフトを進める携帯各社。スマホ革命はどこに向かうのか?

第1回
iPhoneがつながりにくいという声をよく耳にする。その本当の理由は、プロでもしばしば見失いがちだ。この問題の背景を辿ると、単一規格のパワーゲームを展開してきたケータイ業界の大いなる課題が見えてくる。
