2017.6.6 改正個人情報保護法でデータはビジネスに「使える」ものになる 2017年5月30日、改正個人情報保護法が全面的に施行された。03年に制定されて以来、初の大幅な見直しとなったが、企業にとって改正法のポイントはどこにあるのか。プライバシーとテクノロジーに詳しいクロサカタツヤ氏に解説してもらった。
2015.6.2 モバイル産業の主役はインフラ技術を握る「通信機器ベンダー」へ 前回に引き続いて、世界最大のモバイル分野の展示会「モバイルワールドコングレス2015」の概況をお伝えしよう。今回は通信機器ベンダーの動向に触れたい。
2015.3.20 世界的なスマホ販売不振を経たサムスンの成熟 世界最大のモバイル分野の展示会「モバイルワールドコングレス」が3月2日からバルセロナで開催された。本稿を含めて3回ほど、このレポートをお伝えしたい。まず今回は「MWCの雰囲気」をお伝えしよう。
2014.7.2 NTTドコモはなぜインドで失敗したのか NTTドコモが、インド市場から撤退した。先日開催された株主総会でも、持分法適用会社関連で計上された690億円の赤字の大半が、インドへの出資の損失であることが、明らかにされている。ドコモはなぜ失敗したのか。
2014.6.18 相性がいいスポーツと通信・放送テクノロジー W杯や東京五輪を10倍面白くする技術の実現度は? スポーツとICTは、もともと相性が良い。さらにはより高度な技術を社会にアピールする好機でもある。そう考えれば、2020年東京五輪は絶好の機会ということになる。では私たちはどんな準備をしていけばいいのか。
2014.6.6 新プログラミング言語発表とヘッドホン製造会社買収から読み解く「クラウド戦争」時代のアップルの戦略 アップルの開発者向けカンファレンス「WWDC」が6月2日に開催された。新ハードのお披露目はなかったが、今回の発表と、それに先だって発表されたbeatsの買収から、アップルが目指す今後のスマートフォンエコノミーの姿が、徐々に見えてきたように思…
2014.4.23 ヤフー傘下に通信会社「ワイモバイル」誕生 その先に見えるビッグデータ時代の通信事業の姿 6月1日付けでイー・アクセスとウィルコムが合併、翌2日にヤフーがその新会社「ワイモバイル」を買収する。これによってヤフーは、アプリケーションやサービスを提供するOTT事業者として、日本では初めて、また海外でも例が少ない、通信事業への参入…
2014.4.10 モバイルの高度化は構想から実現、普及へ いよいよ動き出した産業の地殻変動 スペイン・バルセロナで開催された、世界最大のモバイル分野の展示会「モバイルワールドコングレス」のレポートを、前回に引き続いてお送りする…といいつつ、すでに東京では桜が散ってしまった。またしても更新が遅れたことをお詫びします。
2014.2.28 中国勢の台頭と、急速にコモディティ化するスマートフォン 世界最大のモバイル分野の展示会「モバイルワールドコングレス」(MWC)が、今年もスペイン・バルセロナで開催された。開催時期はここ4~5年、年を追うごとに後ろにずれていっている。その最大の理由は、中国のようだ。
2014.2.18 パソコンの終わりが始まり、ウェアラブルはまだ夜明け前の闇の中 今年のCES、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーを遠くから見ていて気づいたことがいくつかあった。今後の重要なトレンドになるとも感じているので、その備忘録から連載再開としたい。
2013.12.26 ソニーXperia Z躍進からウィルコム消滅まで スマートフォンをめぐる2013年の出来事を振り返る 2013年も残すところあと数日。改めて年初からの出来事を眺めてみると、今年は特に「豊作」だった。あくまで私自身の独断と偏見だが、月ごとの主要ニュースを改めて読み解きながら、今年を締めくくりたい。
2013.12.11 消費者は通信サービスに何を期待しているか 通信事業者に求められる「市場の再定義」 「通信料金って税金みたいなものだよね」知人との雑談で、そんな話題になった。消費者は、通信事業者が提示したサービスを黙って受け入れざるを得ないのが現状だ。しかし消費者の沈黙をもって、現状が受け入れられていると、考えるべきなのだろうか…
2013.11.28 SIMフリーiPhoneが日本のモバイル産業に投じた一石 アップルがまた一つ、日本のモバイル産業に、一石を投じた。アップルジャパンが11月22日夕方から、SIMロックが解除されたiPhone5s/5cを、何の前触れもなしにオンラインのアップルストアで販売開始したのだ。
2013.11.7 アナログTV放送の“空き地”を活用する「マルチメディア放送」は何処を目指すのか テレビ放送の完全地デジ移行にともなって、VHF帯と呼ばれる周波数帯がいわゆる「空き地」となった。ここを使って新たなデジタル放送を進めようというのがマルチメディア放送だが、提供中・提供予定のサービスともに先行き不透明な状況だ。
2013.10.24 あなたのスマートフォンは「時間泥棒」になっていないか? スマートデバイスを使うことで「果たして私たちはスマートになったのだろうか?」という問いは、多くの人の胸中に秘められているはずだ。回線契約に囲まれ、通信料金をたっぷり吸い上げられ、端末やサービスに振り回される毎日。私たちは本当に幸せ…
2013.10.10 スマホを契約したらクレジットカード審査に落ちた!?ソフトバンクの信用情報誤登録が社会に投じた波紋 スマートフォンを契約したら、クレジットカードの審査に落ちた――こんな事態が、モバイル業界で起きている。発端は、ソフトバンクモバイルが、モバイル端末を分割で購入したユーザーの信用情報について、誤って「滞納者」として登録してしまったと…
2013.9.25 日本はキャッチアップできるか?見えてきた通信と放送、サービス融合の近未来 オランダで開催された世界最大級の放送業界イベント、国際放送展に参加した。今年は通信とのテレビとの接続を前提としたサービスにフォーカスされていた。こうした動きはスマートフォンやタブレットとの親和性が強い。
2013.9.11 「ドコモのiPhone」は日本モバイル産業にとっての敗北なのか 「ドコモがiPhone発売か?」何度となく巷を賑わせてきたこの話題に、いよいよ終止符が打たれようとしているのは、既報の通り。しかし今回のiPhone発表は、NTTドコモの対応の有無以外にも、これまでとは違う点が散見される。
2013.9.4 マイクロソフトとノキアの“遅すぎた春” その夢いっぱいの未来と、足もとに山積みの課題 マイクロソフトが9月3日、ノキアの携帯電話事業の買収を発表。提携発表から1年半を経て、ようやく「結婚」が実現したという見方もできる。そこで今回は、この買収における両社の狙いと今後の可能性について、簡単にまとめておきたい。
2013.8.22 ポスト・スマートフォン時代はポストGoogle時代になるかもしれない Googleはどこへ向かうのか。モバイルに限らず、IT/ICTという分野で仕事をしていると、この深遠なテーマから逃れることはできない。同社はもともとの検索やWebサービスを大きく超えて、社会のあちこちで影響力を及ぼしている。そんなGoogleに、限…