
川原慎也
第11回
スズキ電機工業(仮)への営業コンサルティングレポートの第3回。ここまで同社の成長のカギは新規顧客開拓にあるとわかってきた。そして、そのために、“狙い撃ち”作戦の実行をすることになった。今回は、その作戦に邁進するための最適な組織体制を考える。

第7回
前回に続き、コンサルティングレポートの第2回をお届けする。なかなか営業成績が上向かないスズキ電機工業。社長との偶然の出会いから、全6回の「リーダー育成プログラム」を行なうことに決まったが、4回目で早くも軌道修正を迫られた。

第3回
モノが売れない時代と言われて久しい。世の中には企業の規模にかかわらず、苦戦を強いられている営業部隊は多い。紹介する内容は、筆者がコンサルタントとして関わってきた複数の企業で、実際に直面した問題とそれを解決していく実例をベースに書いている。改善方法をぜひ参考にしてほしい。

第104回
世の中の営業マンにとって、価格を下げて売ることはもっとも簡単に売り上げを伸ばす方法だが、それは自らの存在意義を否定するようなもの。では、どう営業戦略を立てればいいのか。ある商社の取り組みを事例に考える。

第95回
インターネット専業の生命保険会社であるライフネット生命保険。同社はマニフェストを制定し、あらゆる行動の判断基準として活用している。マニフェストにはどのような意味があり、具体的な効用は何かを考えてみた。

第90回
ここ数年、20~30代を中心にうつ病の社員が増加していると言われています。対応策を講じる企業は実に86.5%にのぼりますが、予防的な観点からおすすめしたいのが、スポーツ選手も実践する“フロー理論”です。

第85回
多くの市場が“成熟期”あるいは“衰退期”にさしかかっている昨今、“営業力”を課題として捉える企業が増えてきています。ところが実際には、「営業力が弱い」という実態そのものを把握できていない企業がほとんどです。

第80回
ワールドカップを制覇した「なでしこジャパン」 の諦めない姿勢に感動した方はとても多いと思います。その偉業を成し遂げた背景には、佐々木監督の“思い込み”を排除した冷静な采配がありました。

第73回
人には「利益を獲得する」際には堅実な選択肢を選ぶにもかかわらず、「損失の生じる」選択ではギャンブルに打って出る、という傾向があります。この心理は危機管理を考える際、非常に大きな障壁になります。

第69回
東日本大震災では多くの中小企業が被災し、経営が困難な状態に陥っています。本来、災害などの発生を見越してBCP(事業継続計画)の作成が非常に重要ですが、発生の可能性の低さからなかなか取り組まれていないのが現状です。

第63回
前人未踏の累計発行部数、最新刊初版部数は日本記録を更新など様々な記録を打ち立てている超人気漫画『ONE PIECE』。その人気を支えるのが読者の中心である大人ですが、なぜ彼らの多くが『ONE PIECE』に惹きつけられるのでしょうか。

第59回
経営陣から来期の予算が通達されると、その困難さからマネジャークラスの嘆きが聞こえてくるのは毎年のこと。しかし、結果的に予算を達成できるマネジャーとそうではないマネジャーに分かれるのはどんな差があるからでしょうか。

第55回
すでに“危機”が迫っているのを認識しているのにもかかわらず、それに向き合うことをせずに放置している組織は少なくありません。八百長問題に揺れる相撲協会もまさにその状況にあったといえるでしょう。

第51回
昨年米国ツアーで賞金王を争うところまで復活した宮里藍さんですが、実は約3年半もの間、スランプに陥り、一時はゴルフを辞めようというところまでモチベーションが落ちたといいます。では何がきっかけで復活を遂げたのでしょうか。

第47回
「多様化する消費者ニーズ」、「多様化する価値観」といわれ、それらに対応することが企業の生き残る条件のように言われています。しかし、本当に日本の消費者は“多様化”しているのでしょうか。

第43回
エコポイント等の追い風により業績を上げる家電量販店、きめ細かいマーケティングで売上を伸ばす日本マクドナルドの一方で、エコカー補助金終了後の自動車業界は売上減となっています。2011年の各業界はどうなるのでしょうか。

第39回
多くの“組織”は、“組織”のトップを頂点とした階層構造によって構成され、その階層を昇っていくための指標として“評価”が存在します。今回は、大阪地検特捜部の主任検事による証拠改竄事件を例に組織と評価のジレンマを考えます。

第35回
「牛丼」という市場を創り、牽引してきた吉野家が、現在不振に陥っています。熾烈な値下げ合戦がその一因とも言われますが、不振の原因はそれだけではないようです。命運を分けたのは一体なんなのでしょうか。

第31回
「出版不況」「雑誌不況」と言われるようになって久しいなか、凄まじい勢いで躍進を続けている企業があります。それが宝島社です。女性ファッション誌No.1である同社の「sweet」の発行部数は100万部を超えています。

第27回
2010年サッカーワールドカップにおける日本代表の当初予想を覆す活躍は、企業経営や組織づくりにもいくつかの示唆を与えてくれたように感じています。そこで今回は、サッカー日本代表に学ぶ強い企業や組織のつくり方を考えます。
