三谷宏治

三谷宏治

K.I.T.虎ノ門大学院 教授

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授(専攻副主任 MBA担当)の他に、早稲田大学ビジネススクール、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

第121講
常総市役所の衝撃!自治体の新築庁舎は本当に頼れる防災拠点か?
三谷宏治
9月10日の東日本豪雨で市の4分の1が浸水した常総市。最新鋭の庁舎で、住民の避難先でもあった常総市役所は浸水・孤立したうえ、「防災拠点」としての機能を完全に喪失した。市町村合併により新庁舎の新築・改築ラッシュが続くなか、想定外の災害にどのような備えが必要なのだろうか。
常総市役所の衝撃!自治体の新築庁舎は本当に頼れる防災拠点か?
第120講
本来は「男心と秋の空」だった!?~秋のことわざを探究する
三谷宏治
やっと9月。秋のことわざといえばなんといっても「天高く 馬肥ゆる秋」ですよね。第71講で詳しく解説したとおり、気象的錯覚と軍事的警句の複合でした。今回は他の4つの「秋のことわざ・慣用句」を吟味してみましょう。
本来は「男心と秋の空」だった!?~秋のことわざを探究する
第119講
ペットボトルの形は、誰にとってのものなのか?
三谷宏治
ペットボトルのカタチには、いろいろな「便利・不便」「うれしい・イヤ」がありますが、それは誰にとってのものなのでしょうか?主に使うのは誰で、主に売るのは誰でしょう?様々な問題を「カタチ」はどう解決しようとしているのか考えてみましょう。
ペットボトルの形は、誰にとってのものなのか?
第118講
ペットボトルの形には、深い秘密がある
三谷宏治
ペットボトルのカタチには、一体どれだけの秘密や特許が隠れていることでしょう。今回は、そのカタチの秘密に迫ってみます。「自分の手足と頭を動かす」経験を、子どもたちとご一緒に!
ペットボトルの形には、深い秘密がある
第117講
「汗」と「女性化」が人類にイノベーションをもたらした
三谷宏治
2万5000年ほど前に絶滅したネアンデルタール人は、ヒトより遥かに大きな脳容量を誇り、イノベーションの局在化につながったのでしょう。でもそれだけなら、その時すでに文化的進化を加速させていたはず。では、5万年前ホモ・サピエンスに、なにが起きたのでしょう?
「汗」と「女性化」が人類にイノベーションをもたらした
第116講
サラリーマンよ、量産機になるな。赤ザクになろう
三谷宏治
専門学校の生徒が作成した動画のメッセージ 「量産機になるな。」に対して、ネット上で謎の炎上が起こりました。専門学校が伝えたかった本当のメッセージとは何だったのか、そしてヒトが「量産機化」する理由などに触れていきます。
サラリーマンよ、量産機になるな。赤ザクになろう
第115講
コンビニで売れる本のデザインと価格とは?
三谷宏治
コンビニエンスストアで書籍が売れるのは、いわゆる「目的買い」ではなく、「衝動買い」「ついで買い」です。その本にフト眼をとめた人に、手にとってもらい、中を読んでもらい、買ってもらわなくてはなりません。
コンビニで売れる本のデザインと価格とは?
第114講
身近な「なぜ」を探究する力を身につけよう
三谷宏治
今回は、この2週間で私が見つけた「身の回りのフシギ」を紹介します。何気ないゴミ箱や看板から見えてくるものがありました。その発見・探究の秘訣は、「そのものでなく、そのもの以外を見つめること」なのです。
身近な「なぜ」を探究する力を身につけよう
第113講
「答え」を内と外、どちらに求めますか?
三谷宏治
本当の答えは外から来るのではなく、自分自身を見つめることで得られる…といった経験はないでしょうか?SF小説、リーマン予想、電波の例から得られることを挙げてみます。
「答え」を内と外、どちらに求めますか?
第112講
「教えない」究極の教育法~生物も文化も、進化は不完全さから
三谷宏治
ヒトは教われば、同じことをやるだけです。そこに「創意工夫」はありません。「教えない」教育法とは、現生人類ホモ・サピエンスの力を引き出すための原初のやり方だったのです。
「教えない」究極の教育法~生物も文化も、進化は不完全さから
第111回
鉄道は、なぜ曲がる?縁の下の車輪たち
三谷宏治
そもそもなぜ鉄道が脱線しやすいかといえば、曲がるときに外側の車輪と内側の車輪の進む距離がズレるからです。では、外向きに力のかかっている車輪が、線路から脱輪してしまわないようにするには、どうすればいいでしょうか?
鉄道は、なぜ曲がる?縁の下の車輪たち
第110講
鉄道レールは何度も生き返る。見つけてみよう、第2の人生
三谷宏治
鉄製の鉄道レール。とても丈夫ですが、同じく鉄製の車輪とこすれ合うことで徐々に摩耗をしていきます。では、摩耗によって交換されるまでがレールの「第1の人生」だとすると、その後のレールはどうなっていくのでしょうか?
鉄道レールは何度も生き返る。見つけてみよう、第2の人生
第109講
日本の桜は2度死んだ。迫る3度目の危機!
三谷宏治
日本の桜は過去に2度、死に絶えかけました。そして今、3度目の危機が迫っています。それはなぜか。これからも美しい桜並木を存続するために、何ができるのでしょうか?
日本の桜は2度死んだ。迫る3度目の危機!
第108講
福井県は北陸新幹線開業で幸せになれるか?
三谷宏治
北陸新幹線が開業しましたが、観光面では福井にとっては残念ながら、首都圏からの時間短縮効果はありません。でも福井には、大観光地・金沢のコバンザメになる手が残っています。
福井県は北陸新幹線開業で幸せになれるか?
第107講
絶滅危惧種ムニンノボタン、希少鉱石ボニナイト。小笠原群島の謎
三谷宏治
近年、国際的な地図表記は、領有国の使う固有名詞を尊重するようになってきているというのに、小笠原群島の英語表記は“Bonin Islands”。なぜBonin(ボニン)なのでしょう?ちゃんと理由があります。
絶滅危惧種ムニンノボタン、希少鉱石ボニナイト。小笠原群島の謎
第106講
鉄道・道路・パスポート…異なるローマ字表記の謎
三谷宏治
最近は、駅名、道路の案内板など街にはローマ字表記が溢れています。しかし、表記がバラバラなことが多いのが実状です。例えば、富士山はMt. Fujiなのに、月山はMt. Gassanなど。なぜ、こんなことになったのでしょうか?
鉄道・道路・パスポート…異なるローマ字表記の謎
第105講
最初のデジタルネイティブは1960年代生まれだ
三谷宏治
われわれは世代ごとに大きく異なった経験を経て育ってきています。たとえば、IT(情報技術)との関わりでいえば、日本に1960年代に生まれた者たちは、非常にユニークな経験をしています。
最初のデジタルネイティブは1960年代生まれだ
第104講
鉄道会社の“ひそかな工夫”を見つけよう
三谷宏治
ある日、地下鉄を降りたとき、ホームでとあるアナウンスが聞こえてきました。一般的な日本語の語彙には無いその言葉に、「鉄道会社のひそかな工夫」が見えました。そのアナウンスとは?
鉄道会社の“ひそかな工夫”を見つけよう
第103講
子どもの発想力・自立心の鍛え方(5) 「仲間」をつくる~対等・仲裁しない・マイナーな趣味・信頼感
三谷宏治
子どもたちの発想力や自立心は、親や教員といった上位者とではなく、同格の者たち、つまり友だちとの関係においてもっとも強く発揮されます。では、真剣に遊べる「友だち」のつくり方とはどんなもので、親として応援してあげられることはあるのでしょうか。
子どもの発想力・自立心の鍛え方(5) 「仲間」をつくる~対等・仲裁しない・マイナーな趣味・信頼感
第102講
子どもの発想力・自立心の鍛え方(4) 「貧乏」にする(続)~だから3代目でつぶれる?お年玉は使用額の制限を
三谷宏治
子どもの発想力・自立心の鍛え方4回目は「貧乏にする」の続編です。筆者は以前、何人もの経営者たちが「あぁ、だから3代目でつぶれるんだ」と口々に言うのを聞いたことがあります。それは、子どもや孫に渡すお小遣いや、お年玉の使い方とも関係性があるように思います。それは一体…?
子どもの発想力・自立心の鍛え方(4) 「貧乏」にする(続)~だから3代目でつぶれる?お年玉は使用額の制限を
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