2012.8.31 気づけば収入ダダ下がり、支出ダダ漏れの二重苦に!直近データから見える「家庭破綻時代」の近未来図 今夏のボーナスはリーマンショック以来3年ぶりに減少したが、その一方でこの先は増税、電気料金値上げ、穀物価格値上げなどに端を発する支出が増える一方だ。直近データから見えて来た「家庭破綻時代」の近未来図を検証する。
2012.8.24 シャープ危機の真因は“製品力”の凋落にあり?家電大不況のなかでも各社の明暗が分かれる理由 主力の液晶テレビや太陽電池の赤字に歯止めがかからず、経営不振に喘ぐシャープは、ついにコア事業の大リストラに乗り出す。家電大不況の中でもなぜシャープの凋落ぶりが目立つのか。その真因をユーザー目線から徹底検証する。
2012.8.10 それにしても最近、暑すぎやしないか?猛暑を科学し、「日本熱帯化説」の真贋を見極める 今年も日本の夏が暑い。体調を崩す会社員や、熱中症で倒れる高齢者が急増中だ。日本の夏はなぜ、かくも暑くなってしまったのか。日本が熱帯化しているという俗説に信憑性はあるのか。実は正しく知られていない猛暑のメカニズムを検証する。
2012.7.27 開幕したロンドン五輪の印象はなぜ“薄口”なのか?特需期待が肩透かしな4つの理由と意外な起爆剤 いよいよ始まったロンドン五輪だが、そのイメージは何となく“薄口”。シンクタンクが試算する経済効果も、北京大会やアテネ大会と比べて小さいようだ。一方で、従来にはなかった特需の起爆剤もある。真の「五輪効果」を探る。
2012.7.6 コンプガチャは規制されても教訓は置き去りに!グレーゾーン・ビジネスを巡るイタチごっこの憂鬱 ソーシャルゲームの「コンプガチャ」が、7月から正式に罰則対象となった。しかし、規制の意義について議論が尽くされたとは言い難い。消費者不在の「グレーゾーン・ビジネス」がいつまでも跋扈する背景には、何があるのか。
2012.6.22 「第二の中国」は、やはり幻想だったのか?日本企業を翻弄するインド大失速の“不安の本質” 以前から景気失速懸念が唱えられていた中国に代わり、「第二の中国」と目されて注目が集まっていたインド。そんなインド経済が大失速を演じている。日本企業にとって魅惑の成長市場は「幻想」だったのか。不安の本質を探ってみよう。
2012.6.15 強敵スカイツリーの開業がむしろ追い風に?誰も知らない「東京タワー」の恐るべき底力 連日大盛況が続く東京スカイツリーの陰に隠れてしまった感がある東京タワー。昭和の象徴として愛されてきた東京タワーは、この先大丈夫なのか。実は歴史を振り返ると、数々の向かい風を乗り切って来た驚くべき“底力”を秘めていた。
2012.5.25 “Facebook”はこのままで大丈夫なのか?晴れの門出で早くも問われる「真の期待値」 鳴り物入りで上場した直後に、株価の急落劇を演じた米Facebook。システム障害などの予期せぬトラブルが原因とはいえ、「期待」が一気に剥落してしまった背景には、何があるのか。この機に改めて、同社の強みと弱みを徹底検証しよう。
2012.5.18 ビックカメラのコジマ買収で“競争激化”は本当か?「家電価格崩落」不安が、実は意外に小さい理由 ビックカメラのコジマ買収が話題をさらっている。スケールメリットを追求する両社の連携により、市場の価格競争はさらに激化するのか。業界関係者に聞くと、彼らは今回の買収劇の影響を、意外なほど冷静に分析していることがわかった。
2012.4.20 海外脱出する日本人と戻って来ない外国人GWの列島を暗雲に包む「旅行市場空洞化」の異変 ゴールデンウィーク直前となり、旅行業界にとっては“ホット”な季節がやってきた。しかし、今年の旅行市場を見ると、かつてない「異変」が起きている。海外旅行へ出かける日本人がさらに増える一方、国内旅行を予定する日本人や外国人が減り続けて…
2012.4.6 この異常事態は単なる買い控えだけなのか?家電価格“底なし下落”の知られざる真因 薄型テレビ、ブルーレイ、パソコン――。今、家電の花形製品が熾烈な価格競争に巻き込まれ、底なしの下落に見舞われている。原因は、長引く不況による需要の減少ばかりではない。一筋縄ではいかない構造的な要因も見え隠れする。「異常事態」の背景…
2012.3.23 知財暴君国家・中国はなぜ「やりたい放題」なのか?報道だけではわからない“海外商標権”の落とし穴 米アップル社の「iPad」が中国で商標権侵害を訴えられ、販売差し止めを求められている騒動を見て、「明日はわが身」と肝を冷やす日本企業は多いだろう。中国はなぜやりたい放題なのか。この問題の背景には、“海外商標権”の落とし穴がある。
2012.3.9 プラチナバンド獲得でソフトバンクが悲願の王者に?周波数獲得競争が塗り替えるスマホ市場の戦国絵巻 急成長を続けるスマートフォン市場で各社の激戦が続くなか、携帯無線通信において最適な周波数帯域と言われるプラチナバンドを、ソフトバンクが獲得したというニュースが飛び込んだ。これにより、従来の勢力図に予想もしない変化が訪れるのだろうか…