山口英彦

山口英彦

グロービス経営大学院教員

東京大学経済学部卒業、ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA、Dean’s List表彰)。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ボストンコンサルティンググループ等を経てグロービスへ。7年間に渡ってマネジング・ディレクターとして同社の経営に参画した後、2014年に独立。
現在は企業のイノベーション・パートナーEXABIOの代表として、主にサービス、流通、金融、メディア、エネルギー、消費財といった業界のクライアントに対し、成長戦略立案や新規事業開発、営業・マーケティング強化などを支援。加えて、大手企業グループやベンチャー企業、自治体のアドバイザーを務めながら、自らエンジェル投資家として多数のスタートアップ育成に取り組んでいる。
主著に『法人営業 利益の法則』(ダイヤモンド社)、『サービスを制するものはビジネスを制する』(東洋経済新報社)、共著・共訳に『日本の営業2011』、『MBAマネジメント・ブックⅡ』(以上はダイヤモンド社)、『MITスローン・スクール 戦略論』(東洋経済新報社)などがある。

マルイ・西武…百貨店がD2Cブランドと挑む「売らない店」が成功する条件
山口英彦
「売らない店」と呼ばれる売り場が増えています。特に目立つのが、マルイや大丸といった百貨店が展開している体験型のスペースです。その出店者の多くは、自社製品をネット直販で消費者に届けるD2C(Direct to Consumer)と呼ばれるスタートアップ。戦略も文化も異なる百貨店とD2Cブランドとの協業は、期待通りの成果を生むのでしょうか。カスタマージャーニーや顧客体験の観点から、「売らない店」の役割と課題について解説します。
マルイ・西武…百貨店がD2Cブランドと挑む「売らない店」が成功する条件
プリンスホテルが資産売却で身軽になっても、立ちはだかる「2つの高い壁」
山口英彦
コロナ禍による宿泊需要の激減が、ホテル業界に戦略見直しを迫っています。中でも注目したいのが、国内ホテル大手の資産売却の動きです。今年3月に近鉄グループが8施設の売却を発表したのに続き、7月には西武ホールディングスが「ザ・プリンスパークタワー東京」を含む数十の施設売却を検討していると報道されました。果たしてこうした資産売却は、企業の経営にどのような影響をもたらすのでしょうか。
プリンスホテルが資産売却で身軽になっても、立ちはだかる「2つの高い壁」
最終回
「おもてなし」はビジネスとして生き残れるのか?
山口英彦
おもてなしをビジネスとして成立させることは簡単ではないと繰り返し指摘してきました。しかし、おもてなしの未来が絶望的だということではなく、ビジネスの中で活かされていくには「4つのパターン」があることを予想しています。
「おもてなし」はビジネスとして生き残れるのか?
第7回後編
「おもてなし」が世界に広がらない7つの理由(下)
山口英彦
「おもてなしが世界に広がらない7つの理由」後編は、価格競争力やサービス改善について。実際に海外での事業展開の経験がある方には「わかる、わかる」と頷けるポイントが多いでしょう。
「おもてなし」が世界に広がらない7つの理由(下)
第7回前編
「おもてなし」が世界に広がらない7つの理由(上)
山口英彦
訪日観光が好調なせいか、「おもてなしのビジネスを海外でやったら受けるだろう」と楽観的に考える人が、一段と増えたように思います。しかし、「日本のおもてなしは海外でも稼げる」と思い込むのは早計に過ぎます。
「おもてなし」が世界に広がらない7つの理由(上)
第6回
マーケティングが苦手な「おもてなし」の扱い方【後編】――ネットの口コミと、どう向き合うか
山口英彦
閉じた世界の営みに終わりがちな「おもてなし」を、課金や顧客開拓につなげるにはどうしたらいいか。今回は、口コミによるマーケティングについて掘り下げていきます。「口コミ」といっても、単なる「感想」と、スタンスを取って発言する「推奨」とは異なるのです。
マーケティングが苦手な「おもてなし」の扱い方【後編】――ネットの口コミと、どう向き合うか
第5回
マーケティングが苦手な「おもてなし」の扱い方【前編】
山口英彦
本来のおもてなしというのは、うっかりすると限られた人だけが楽しめるニッチな営みで終わってしまいます。おもてなしをそんな自己満足で終わらせずに、課金につなげて収益化する、顧客開拓にもつなげて規模化するにはどうしたらいいか?おもてなしのマーケティングについて考えてみます。
マーケティングが苦手な「おもてなし」の扱い方【前編】
第4回
「優秀な人材が足りない」のではない おもてなしの人材育成とは何か?
山口英彦
人材確保は、おもてなしビジネスを拡げていこうとする企業にとっても避けて通れない問題です。「優秀な人材が足りないから、事業が成長しない」とおっしゃる経営者がいますが、それは人材育成の仕組みを作れない経営者の言い訳に過ぎないのです。
「優秀な人材が足りない」のではない おもてなしの人材育成とは何か?
第3回
「割愛」で顧客満足度を業界トップクラスにできる!?~おもてなしで頑張らない
山口英彦
おもてなし強化しようとするなら、「何でもかんでも」より、賢く絞り込んで欲しいものです。というのも、企業側が心を込めて提供したつもりでも、顧客側では一部しか価値を感じていない事態がよく起こるからです。そんな中、合理的な経営に取り組んでいる企業がありました。
「割愛」で顧客満足度を業界トップクラスにできる!?~おもてなしで頑張らない
第2回
おもてなしと標準化の相性は悪くない!?
山口英彦
定型化、標準化された接客は一見「おもてなし」と縁遠く思えます。実は標準化こそが、本当に質の高いおもてなしにつながります。こぢんまりした家族的な経営から、大勢のお客様をもてなす本格的な企業経営へと一段上がるには、「標準化」を飲み込んでいかないと難しいのです。
おもてなしと標準化の相性は悪くない!?
第1回
“おもてなし”を問い直す
山口英彦
オリンピック招致の最終プレゼンを契機に、各所で注視されている「おもてなし」。日本人の細やかな心づかいを製品、サービスに反映させて収益向上につなげようと考える企業は多いと思うが、そこに落とし穴はないか?
“おもてなし”を問い直す
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