窪田順生

ノンフィクションライター

くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。
著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。
新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。

アメフト事件で日大の危機対応がまったくダメな3つの理由
窪田順生
学生の会見で尻に火がついてようやく監督とコーチが会見するも、苦しい言い訳を連発して学生の告白をなきものにしようとしたという、驚くような展開を見せている日大アメフト部事件。その間違いだらけの対応は、日本の大学によく見られる「危機に弱い組織」の特徴そのままだ。
アメフト事件で日大の危機対応がまったくダメな3つの理由
朝日も読売も優生思想丸出し記事連発の過去、過ちを認めないマスコミ
窪田順生
旧優生保護法問題でマスコミが国を糾弾している。しかし、同法の前身である旧国民優生法の時代から、朝日新聞を始め、マスコミ各社が「優生思想で日本民族を繁栄させる」ことをバンバン喧伝し、世論形成に絶大な威力を振るったことは報じられないままだ。
朝日も読売も優生思想丸出し記事連発の過去、過ちを認めないマスコミ
模範囚脱走は日本社会の「ハラスメント型マネジメント」の産物だ
窪田順生
社会の縮図」とも言われる刑務所で起きた模範囚脱走事件。ハラスメントで受刑者に社会のルールを叩き込むという日本の刑務所システムは、日本企業の教育システムにも通じるが、この「ハラスメント型マネジメント」は右肩上がりだった時代の産物で、もはやオワコンである。
模範囚脱走は日本社会の「ハラスメント型マネジメント」の産物だ
テレ朝女性記者はどこがイマイチか?正しい「内部告発」の作法
窪田順生
セクハラ次官事件や貴乃花親方vs相撲協会、レスリングのパワハラ告発など、内部告発の嵐が吹き荒れている。ムラ社会の膿を出すために、時には劇薬が必要にもなる。ただ、告発するからには、正しいステップを経た方が効果が高い。今回は「正しい内部告発」についてご教示する。
テレ朝女性記者はどこがイマイチか?正しい「内部告発」の作法
「首相案件」はよくある言い方なのに断罪するマスコミの嘘
窪田順生
加計学園問題で、愛媛県の面会記録に「首相案件」と書かれていたことが大騒ぎになっている。しかし、実は「首相案件」という言葉は、政治や行政の世界では正当な理由でよく使われるもので、決して「首相がお友達に便宜を図る」というような、“真っ黒な案件”を指すワードではないのだ。
「首相案件」はよくある言い方なのに断罪するマスコミの嘘
大手マスコミが既得権益にしがみつき新規参入に激怒する理不尽
窪田順生
放送業界の規制緩和を促す放送制度改革を巡って、大手マスコミの言い分が迷走している。ああ言えばこう言う、といった具合で、自分たちの既得権益を守ろうという“下心”丸出しなのだ。
大手マスコミが既得権益にしがみつき新規参入に激怒する理不尽
熱烈なファンをクレーマー扱い、グローバル企業が犯した大失策
窪田順生
多くの経営者は「炎上対策」と言えば、火消し能力のことだと考えている。しかし、いわれのないイチャモンで炎上に至るケースは非常に少なく、大抵は企業側にも大きな問題がある。自社の問題と真摯に向き合い、解消する努力をすることこそが、根本的で重要な「炎上対策」である。
熱烈なファンをクレーマー扱い、グローバル企業が犯した大失策
佐川氏の稚拙すぎる答弁から見える「2つの可能性」
窪田順生
エリート財務官僚としてキャリアを築いてきた佐川宣寿氏と、補佐人の有名ヤメ検弁護士――官僚答弁とリスクコミュニケーションの真髄を知り尽くしているであろう「チーム佐川」が、証人喚問では驚くような稚拙な物言いをした。その背景には、どんな事情があったのだろうか?
佐川氏の稚拙すぎる答弁から見える「2つの可能性」
至学館・谷岡学長は民主党から「ブーメラン」を学んだ
窪田順生
双方の言い分が食い違い、泥沼化している伊調馨選手へのパワハラ問題。疑惑を否定しようとして、会見を開き、逆に大炎上を招いた谷岡郁子・至学館大学学長は、元民主党議員。この“悪手”はブーメランをお家芸とする民主党(現民進党)から学んだのではないか。
至学館・谷岡学長は民主党から「ブーメラン」を学んだ
大蔵省時代にも前科あり、「忖度と改ざん」は財務省伝統の悪癖だ
窪田順生
財務省が自ら改ざんするなんてあり得ない、首相や官邸の圧力があったはず――。そんな見方も多く出ているが、実は27年前に起きた証券スキャンダルでも、旧大蔵省はインチキ行為を行った。ズルをするというのは、財務省という組織に染み付いたカルチャーなのではないだろうか。
大蔵省時代にも前科あり、「忖度と改ざん」は財務省伝統の悪癖だ
外国人観光客が意外な場所に殺到して地元困惑、珍現象が起きる理由
窪田順生
外国人観光客に集まってほしいイベントには来てもらえない一方、単なる商店街イベントに外国人が5000人も集まるというミスマッチが起きている。この異常事態を詳しく見ていくと、日本の観光業界が抱える問題が透けて見える。
外国人観光客が意外な場所に殺到して地元困惑、珍現象が起きる理由
骨抜きの受動喫煙規制が、むしろ中小飲食店を殺す理由
窪田順生
飲食店では「原則禁煙」を謳いつつ、実は5割超の店が「例外」として喫煙可という骨抜きな受動喫煙規制案が、国会を通過しそうだ。禁煙反対だった中小飲食店は喜んでいるだろうが、実はこの法案は数年後、中小飲食店をひどく苦しめる存在になる可能性が高い。
骨抜きの受動喫煙規制が、むしろ中小飲食店を殺す理由
五輪「日本大躍進」報道のウソ、日本がメダル量産国になれない理由
窪田順生
平昌五輪を巡る報道にインチキが散見される。日本はメダル量産国ではないのに、見出しに「メダル量産」の文字が踊り、競技人口が少ない種目なのに「戦力が厚みを増している」との解説も。戦中の大本営発表にそっくりな報道に慢心するばかりでは、不足している競技人口の増加や選手サポート体制強化という、本当の量産国になるために必要な課題を見えなくさせる。
五輪「日本大躍進」報道のウソ、日本がメダル量産国になれない理由
「日本は退屈な国」欧米人アンケートの衝撃結果に挑む観光庁の勝算
窪田順生
「日本は退屈」――欧米人アンケートの衝撃結果に、観光庁が動き出した。特設サイトをつくり、PR動画を用意したのだが、これで本当に「日本は面白い」と思ってもらえるだろうか?
「日本は退屈な国」欧米人アンケートの衝撃結果に挑む観光庁の勝算
小泉今日子に企業は学べ、「バレる話はさっさと公表」という覚悟
窪田順生
小泉今日子さんの「不倫宣言」が波紋を呼んでいる。企業経営においても、「いずれバレる不祥事」を隠蔽しようと腐心する経営者が多いが、これは逆効果。キョンキョンの不祥事対応に企業経営者も学ぶべきだ。
小泉今日子に企業は学べ、「バレる話はさっさと公表」という覚悟
コインチェック、はれのひ…炎上謝罪会見を生む「傲慢な思い違い」
窪田順生
大きく社会を騒がせている「はれのひ」と「コインチェック」。事件の重大さもさることながら、お粗末すぎる謝罪会見が火に油をそそぐ結果となった。危機管理のプロにアドバイスをもらった形跡が見られるにも関わらず、なぜこんな大失敗をしでかしたのか。その根底には「妄想」に近い、傲慢な思い違いがある。
コインチェック、はれのひ…炎上謝罪会見を生む「傲慢な思い違い」
日本は韓国を笑えない!「五輪ファシズム」の仕掛人はマスコミだ
窪田順生
韓国で文在寅大統領肝いりのアイスホッケー「南北合同チーム」が物議をかもしているが、実は日本でも事情は似たり寄ったり。五輪をスポーツイベントではなく、「国威を見せつけるための政治イベント」として捉えている人が多いからだ。これは韓国や中国、旧ソ連圏などと同様に、日本人が今でも抱えている醜悪な考え方である。
日本は韓国を笑えない!「五輪ファシズム」の仕掛人はマスコミだ
「くまモン海外解禁」が地元企業激怒でも方針は正しい理由
窪田順生
熊本県が「くまモン」の使用権を海外企業に解放したことを巡って、地元企業から大ブーイングが起きている。確かに地元企業にとっては大損失にも見えるが、これは「くまモン」がディズニーの「ミッキーマウス」のように、世界レベルの人気キャラクターになれるチャンスでもある。
「くまモン海外解禁」が地元企業激怒でも方針は正しい理由
「はれのひ」事件は起こるべくして起きた、着物ビジネスの闇
窪田順生
成人式当日に逃げて新成人たちをパニックに陥れた「はれのひ」。しかし、着物業界の構造や、“ボッタクリ体質”を考えれば、「はれのひ」のような悪質業者が生まれたことに何の不思議もない。
「はれのひ」事件は起こるべくして起きた、着物ビジネスの闇
貴乃花親方バッシングに見る相撲協会とマスコミの「狂気」
窪田順生
マスコミが連日垂れ流す貴乃花親方バッシング。まるで集団リンチのような暴行事件そのものよりも、貴乃花親方の言動の方がはるかに問題だ、とでもいうような風潮が出来上がってしまっている。ここには、日本社会が蝕まれている重大な「病」が潜んでいる。
貴乃花親方バッシングに見る相撲協会とマスコミの「狂気」
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