窪田順生

ノンフィクションライター

くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。
著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。
新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。

Koki,の全面広告に透ける新聞協会「既得権益死守」の邪心
窪田順生
わずか15歳の新星、Koki,さんを起用した、日本新聞協会の全面広告が波紋を呼んでいる。タイミング的に、新聞の軽減税率という既得権益を守りたいがためのアピールであることは一目瞭然。諸外国のメディアに比べて、肥大化しすぎた所帯をどうにか維持しようと目論む日本の新聞社には、権力を震え上がらせる記事は期待できない。
Koki,の全面広告に透ける新聞協会「既得権益死守」の邪心
加計学園の記者会見が「疑惑を再燃」させてしまった3つの理由
窪田順生
せっかく説明しようと会見を開催したのに、ふたを開けてみれば大炎上し、疑惑が再燃…。加計孝太郎氏の記者会見は、マスコミ対応の失敗事例のモデルケースだった。不祥事に悩む企業や組織の方はぜひ、このケースから多くを学んでいただきたい。
加計学園の記者会見が「疑惑を再燃」させてしまった3つの理由
本庶氏ノーベル賞で浮き彫り、医学界の「免疫療法」への歪んだ評価
窪田順生
本庶祐・京都大学特別教授のノーベル賞受賞に日本中が沸く中、にわかに免疫療法が誉め称えられるという現象が起きている。無論、インチキな免疫療法もあるが、エビデンスに固執するがあまりに、免疫療法の持つ可能性を否定してきた日本の医療界は、大きな問題を抱えているのではないか。
本庶氏ノーベル賞で浮き彫り、医学界の「免疫療法」への歪んだ評価
「貴乃花親方の言い分が正しい」と感じさせる、相撲協会“過去の行状”
窪田順生
電撃引退を表明した貴乃花親方vs日本相撲協会のバトルが新たな展開を迎えた。相撲協会が圧力をかけたか否か、真相はまだ明らかになっていないが、相撲協会の過去の行状を振り返ると、硬直的な組織にありがちな「ネガティブ報道や告発はすべて事実無根で押し通す」という悪しきカルチャーを持っているのは事実だ。
「貴乃花親方の言い分が正しい」と感じさせる、相撲協会“過去の行状”
モス食中毒は静観!?マック異物混入は叩いたマスコミ「豹変」の理由
窪田順生
モスバーガーが起こした28人食中毒事件が、驚くほど報道されていない。3年前、異物混入騒動で連日、ボコボコに叩かれたマクドナルドとは対照的である。このように、驚くような偏向報道は、政治やイデオロギーがらみだけでなく、企業報道の現場でも当然のように行われている。
モス食中毒は静観!?マック異物混入は叩いたマスコミ「豹変」の理由
「五輪不況」でボロボロのブラジル、日本も他人事ではない理由
窪田順生
リオ市民を激怒させた、ブラジル国立民族博物館の火災。リオ五輪で財政難となったため、必要な消火設備の整備などを怠ったとされている。これは日本も対岸の火事ではない。実は、五輪景気で潤うのは開催されるまで。開催後は不景気に陥るというのは、過去の開催地の例を見ても「常識」なのだ。
「五輪不況」でボロボロのブラジル、日本も他人事ではない理由
暴力指導者がパワハラ幹部と対立、体操協会「スポ根トラブル」の愚
窪田順生
選手・コーチ側と塚原会長夫妻側の争いが、泥仕合の様相を呈してきた日本体操協会のパワハラ問題。実は両者は“似たもの同士”で、その根底には日本のスポーツ界に脈々と流れる「スポ根思想」が横たわっている。
暴力指導者がパワハラ幹部と対立、体操協会「スポ根トラブル」の愚
徒弟制的修業論が「頑張っても報われない」時代にまではびこる愚
窪田順生
右肩上がりの時代だからこそ通用した、「我慢して頑張れば報われる」という価値観は、頑張っても報われそうにない今の若者にはもはや通用しない。にもかかわらず、この古い理論を、相も変わらず振りかざすオッサン世代が後を絶たない。
徒弟制的修業論が「頑張っても報われない」時代にまではびこる愚
文科省汚職で「立民議員の関与疑惑」をマスコミがスルーする理由
窪田順生
安倍首相のスキャンダルは徹底的に叩く一方で、野党議員の疑惑はスルーするという、マスコミ各社のあからさまな偏向報道を批判する声が高まっている。実は日本のマスコミは終戦後、GHQから「中立公正」よりも「悪との戦い」を旗印にせよと刷り込まれて誕生した。この歴史をひもとけば、なぜマスコミ各社が執拗に「反安倍」に偏るのかが見えてくる。
文科省汚職で「立民議員の関与疑惑」をマスコミがスルーする理由
山根会長、田中理事長…「強面のドン」たちが五輪に群がる理由
窪田順生
日本ボクシング連盟の山根会長が辞任をした。コワモテで裏社会とつながり、業界を制圧する、いわゆる「ドン」である。平成の世にあって、なぜ彼らがまだ活躍できているのか?その理由を読み解くカギは「五輪」と「巨大利権」である。
山根会長、田中理事長…「強面のドン」たちが五輪に群がる理由
ヤマト水増し請求は「起こるべくして起こった」と言える理由
窪田順生
ヤマトホールディングスの子会社で、顧客への水増し請求が問題になっている。この一件のみならず、近年は神戸製鋼や東芝、電通など、日本を代表する大企業で粉飾や水増し請求などの不正が次々に発覚している。そこには、昭和型企業理念をいまだに引きずっている日本企業に共通する闇がある。
ヤマト水増し請求は「起こるべくして起こった」と言える理由
子供の熱中症死を続出させる「根性大国ニッポン」の狂気
窪田順生
災害級猛暑の中で、熱中症にかかる子どもが続出している。こんな事態になってなお、なぜ日本人は根性論から抜け出せないのか。旧日本軍に蔓延していた「狂った考え」が、今なお日本社会全体を覆っているからではないだろうか。
子供の熱中症死を続出させる「根性大国ニッポン」の狂気
朝日新聞「炎天下の運動やめよう」記事炎上でも甲子園は別!?
窪田順生
またもや朝日新聞のダブルスタンダードがネット上で物議をかもしている。炎天下での部活を止める勇気を持てとの記事を出しているが、自らが主催する夏の甲子園はどうなんだ、という疑問の声が上がっているのだ。心ある朝日の記者たちは、自社のスタンスをどう考えているのだろうか?
朝日新聞「炎天下の運動やめよう」記事炎上でも甲子園は別!?
世界が注目する最先端がん医療が日本では「怪しい治療」扱いの理由
窪田順生
ゲノム研究により、がんの超早期発見や免疫療法に新たな展望が見えている。米国では多くの人が注目し、盛んに研究が行われているが、なぜか日本ではあまり注目されないまま。そこへ、日本に6年ぶりに戻ってきた「ゲノム解析のエース」が戦いを挑む。
世界が注目する最先端がん医療が日本では「怪しい治療」扱いの理由
歌丸さん死去で「たばこ追放ムード」が過熱すると危険な理由
窪田順生
桂歌丸さんの訃報に伴って、たばこに対する風当たりがさらに厳しさを増している。歌丸師匠の病気、COPDは「たばこ病」と言われるくらい、喫煙と関係が深いからだ。しかし、これ以上喫煙者を追いつめれば、恨みを募らせて人を傷つける喫煙者が出かねない。
歌丸さん死去で「たばこ追放ムード」が過熱すると危険な理由
「低能先生」はあなたの隣にも!“他者攻撃癖”を量産する日本の病
窪田順生
ネット上で一方的に恨みを募らせ、ついには相手をメッタ刺しにして殺した「低能先生」事件。ネット上では「彼は異常だ」との声が溢れているが、人を罵ったり、怒りを爆発させて家族を殺したり虐待する人は増えている。そこには、日本人が克服できていない「病」があるのではないか。
「低能先生」はあなたの隣にも!“他者攻撃癖”を量産する日本の病
「カジノ」が第二のモリカケ騒動になりそうな3つの理由
窪田順生
安倍首相が強行採決をしてまで進めたかったIR実施法だが、早くも甘い汁を吸えなかった人や権益争いに負けた人などが発信するスキャンダルが出てきそうな雲行きだ。第二のモリカケになってしまう可能性はかなり高いといえる。
「カジノ」が第二のモリカケ騒動になりそうな3つの理由
「八ッ橋」創業年論争で露見、伝統ビジネス“古さ自慢”の愚
窪田順生
京都銘菓・八ッ橋の老舗メーカー間で勃発したバトルが話題を呼んでいる。「聖護院八ッ橋総本店」がうたっている「元禄二年創業」というのがでたらめであると、ライバルの「井筒八ッ橋本舗」が噛みついたのだ。
「八ッ橋」創業年論争で露見、伝統ビジネス“古さ自慢”の愚
中国やロシアの厳格な「屋内禁煙」で暴動が起きない理由
窪田順生
東京都が今月12日に提出する「受動喫煙防止条例」への、愛煙家からの反対が激化している。実は、欧米など海外の屋内禁煙の国々では、屋外の喫煙スペースがそこら中にある。屋外でもダメ、屋内でもダメ、という日本のやり方ではギスギスした社会になってしまうだろう。
中国やロシアの厳格な「屋内禁煙」で暴動が起きない理由
日大「内田・井上コンビ」にソックリな人物は日本中の会社にいる
窪田順生
連日、ワイドショーで叩かれまくっている日大の内田前監督と井上前コーチ。しかし、この問題は、2人の悪者に全責任をおっかぶせれば済むほど簡単な話ではない。日本中の会社には「内田・井上コンビ」にソックリな人物がわんさかいるはず。それはかつて、山本七平も指摘した「日本人の暴力志向」が根底にあるからだ。
日大「内田・井上コンビ」にソックリな人物は日本中の会社にいる
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養