窪田順生

ノンフィクションライター

くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。
著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。
新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。

「翔んで埼玉」ヒットに見る、自虐ネタが大好きな日本の地方の心理
窪田順生
埼玉をディスった映画「翔んで埼玉」がヒットしている。しかし、この作品に限らず、地方PRの成功法則とは「自虐ネタ」を披露すること。実は、この風潮は昨今に始まったことではなく、古くは吉幾三さんの「俺ら東京さ行ぐだ」にも見られる。そこには、どんな「地方在住者の心理」が隠されているのだろうか?
「翔んで埼玉」ヒットに見る、自虐ネタが大好きな日本の地方の心理
ゴーン氏は無罪でも名誉回復は無理!?日本メディアの歪んだ「人民裁判」
窪田順生
ゴーン氏が107日ぶりに娑婆に出てきた。弁護人は「無罪請負人」の弘中惇一郎弁護士。しかし、ゴーン氏が仮に裁判で無罪を勝ち取ったとしても、日本社会で名誉回復を望むのは難しいだろう。
ゴーン氏は無罪でも名誉回復は無理!?日本メディアの歪んだ「人民裁判」
辺野古移設、賛成派大敗の理由は「県民の諦めと無関心」にある
窪田順生
辺野古への米軍基地移設の是非をめぐる県民投票で、「賛成派」がボロ負けした。しかし、投票率52%という“盛り上がらなさ”からは、沖縄県民が明確に「反対」しているというよりは、無関心になっている人が増えているという側面が垣間見える。沖縄県民に何が起きているのか、ドラッカー理論をもとに考えてみよう。
辺野古移設、賛成派大敗の理由は「県民の諦めと無関心」にある
セブン「24時間営業」やめた店舗に非情通告で見える現場軽視のひずみ
窪田順生
心身が追い詰められて「19時間営業」を実施したオーナーに対して、24時間営業に戻さないと違約金1700万円を請求するなどと通告したセブン-イレブン・ジャパンの対応に注目が集まっている。効率重視の経営でコンビニ業界の王者として君臨しているセブンだが、人手不足などで困窮している現場の悲鳴を軽く考えると、大きなしっぺ返しを食らう可能性もある。
セブン「24時間営業」やめた店舗に非情通告で見える現場軽視のひずみ
「バイトテロ」と「低賃金」の密接な関係、犯人処罰だけでは泥沼に
窪田順生
バイトテロをした若者に法的措置をする企業の動きに注目が集まっている。この手の非正規従業員による不祥事の大半は、動機に「低賃金や劣悪な労働環境への不満」があり、外国人労働者が増加する昨今の状況では「国際人権問題」にまで発展するリスクをはらんでいる。
「バイトテロ」と「低賃金」の密接な関係、犯人処罰だけでは泥沼に
前明石市長の暴言“盗聴”で浮き彫り、役所の「敵を引きずり降ろす」文化
窪田順生
前明石市長の暴言がメディアで注目を集めている。あまり論じられていないが、市長の白黒よりも気になるのは、「役所の盗聴体質」である。明石市だけでなく、全国の役所では盗聴が後を絶たない。しかも、「役所を良くしたい」という動機ではなく、「敵を落として出世したい」という我欲丸出しの役人が少なくないのである。
前明石市長の暴言“盗聴”で浮き彫り、役所の「敵を引きずり降ろす」文化
大坂選手の「肌の色」や「発言」を悪意なく変えてしまう日本人の病理
窪田順生
日清食品が大坂なおみさんの肌の色を勝手に白く描いたり、時事通信と朝日新聞が記者会見での本人のコメントを180度違う形に「誤訳」するなど、一連の問題が大騒動になっている。これは悪意を持って意図的に行ったことではなかったのかもしれないが、さりとて「単なるミス」とも思えない。日本社会に根深く潜行する、「外国人を日本人化したい」病の表れではないだろうか?
大坂選手の「肌の色」や「発言」を悪意なく変えてしまう日本人の病理
小室圭さんの「イラっとさせられる声明文」に見る3つの決定的過ち
窪田順生
1年以上前から母親の元婚約者との金銭トラブルが報じられてきた小室圭さんが、ようやく出した声明文。しかし、多くの国民はイラッとさせられたのではないか。一体、この声明文のどこがマズかったのか、そして、小室さんが出すべきだった「模範声明文」を考えてみよう。
小室圭さんの「イラっとさせられる声明文」に見る3つの決定的過ち
ゴーン氏「潔白スピーチ」とJOC竹田会長「7分会見」、明暗が分かれたのはなぜか
窪田順生
ゴーン氏逮捕の報復ともささやかれる、JOC竹田会長に対するフランス当局の予備審問開始。「質問NGの7分会見」で炎上した竹田会長に対して、ゴーン氏は意見陳述で自らの思いの丈を述べて世論から好感された。両者のスタンスの違いを分析してみよう。
ゴーン氏「潔白スピーチ」とJOC竹田会長「7分会見」、明暗が分かれたのはなぜか
感動と熱狂の「箱駅駅伝」が日本人だけにしかウケない理由
窪田順生
毎年、日本中が熱狂する箱根駅伝。しかし、柔道や空手などの日本発スポーツが世界で人気を博しているのに比べて、駅伝は世界では人気がない。実は、駅伝が神道や「祭り」と非常に深いつながりを持っていることも、影響しているのではないだろうか。
感動と熱狂の「箱駅駅伝」が日本人だけにしかウケない理由
「日本の生産性は先進国で最下位」を素直に受け止めない人が多いのはなぜか
窪田順生
2017年の日本の労働生産性は、47年連続で主要先進7カ国(G7)で最下位だった。これを「欧米人に都合のいい指標だから気にしなくていい」とスルーするのはあまりにも危険だ。事実、労働者の賃金は低いまま放置され、ブラック企業がはびこっているのが今の日本。指標を間違いだと決めつけるのはやめて、「日本の社会システムが狂っている」ことを素直に認めるべきだ。
「日本の生産性は先進国で最下位」を素直に受け止めない人が多いのはなぜか
経営者やリーダーが「鉄人登山家」の講演に殺到する理由
窪田順生
多くのビジネスパーソンや有名経営者がハマる「登山」。無酸素で世界中の高山に上ってきたのに致命的なケガはなし、という驚異的な記録を誇る登山家・小西浩文氏の講演やコーチングにはビジネスパーソンが殺到するという。その理由は、ズバリ「危機管理」。そう、命の危険にさらされながら頂上を目指す登山は、危機管理のまたとない教材なのだ。
経営者やリーダーが「鉄人登山家」の講演に殺到する理由
貴ノ岩暴行問題を「心の弱さ」や「暴力の連鎖」で片付けてはいけない理由
窪田順生
日馬富士暴行事件では被害者だった貴ノ岩が、一転加害者となり引退に追い込まれた問題に、識者たちから「心の弱さ」「暴力の連鎖」といったコメントが寄せられている。だが、事態はこの手の話で簡単に片付けられていいものではない。
貴ノ岩暴行問題を「心の弱さ」や「暴力の連鎖」で片付けてはいけない理由
外国人材法案はブラック業界を助長し日本に新たな人権問題を生む
窪田順生
政府がゴリ押ししている入管法改正案が通れば、外国人労働者が大勢日本に入ってくる。しかし、低賃金・長時間労働の劣悪業界に彼らを送り込むことは、徴用工問題や慰安婦問題に匹敵する、新たな人権問題を引き起こしかねない。
外国人材法案はブラック業界を助長し日本に新たな人権問題を生む
ゴーン逮捕で永田町関係者がささやく仰天の「トランプ黒幕説」とは
窪田順生
検察や日産がリークを連発する一方、ゴーンサイドからの情報がほとんどない現在、あのウォール・ストリート・ジャーナルですら、ゴーンはハメられた的な「陰謀論」を展開する事態になっている。さらに驚くのは、永田町界隈でまことしやかにささやかれる仰天の陰謀論だ。
ゴーン逮捕で永田町関係者がささやく仰天の「トランプ黒幕説」とは
ゴーン追放も納得!謀略とリークの「日産クーデター史」
窪田順生
瞬く間に世界を駆け巡った「ゴーン逮捕」の一報。記者会見で西川廣人社長はクーデターを否定したが、日産の過去の歴史をひもとけば、相次ぐクーデターはもちろん、会社から金をむしりとって豪遊し、世間を騒がせた労組会長など、ゴーン氏を彷彿とさせる人物も登場する。これが日産のカルチャーなのである。
ゴーン追放も納得!謀略とリークの「日産クーデター史」
医師不足の救世主!?「AIホスピタル」で誤診や見落とし死が激減の可能性
窪田順生
耳慣れない病にかかっていると診断され、4時間待ちに耐えてようやく会えた専門医は、PCばかりに目を向けて、自分を見てくれない…。患者の心が折れる瞬間だが、医師も人手不足の中で必死に仕事をこなしている。こうした構造的問題を解決してくれるのが「AIホスピタル」。実は、日本が世界最先端の開発を進めているシステムだ。
医師不足の救世主!?「AIホスピタル」で誤診や見落とし死が激減の可能性
外国人労働者の「輸入」が日本社会に100年の禍根を残す理由
窪田順生
一部で「移民政策」ともいわれている入管法改正案が成立しそうだが、この政策は後世に計り知れない悪影響を与えかねない。実は100年前の日本でも同様の事態は発生しており、それは今日にまで在日朝鮮人差別問題として尾を引いている。
外国人労働者の「輸入」が日本社会に100年の禍根を残す理由
来年の「渋谷ハロウィン暴動」を防ぐ3つの意外な方法
窪田順生
今年も暴徒化した若者たちが続出した渋谷のハロウィン。「コンビニで酒を売るな」「全面中止にしろ」と極論を展開する人もいるが、もっと簡単で効果も見込める良案がある。
来年の「渋谷ハロウィン暴動」を防ぐ3つの意外な方法
安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない
窪田順生
安倍政権が進めている「外国人労働者の受け入れ拡大」は、どう見ても「移民政策」である。人手不足にあえぐ経営者たちは大喜びするだろうが、移民が増えれば若者の賃金は上がらないまま。「移民政策」という本当のことを国民に伝えず、「外国人労働者」とマイルドな表現をして移民政策が進んで行くのを許していいのだろうか?
安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない
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