
2017.5.29
物価上昇の構図いまだ見えず ECBの出口戦略は時期尚早
トランプ米大統領のロシアへの情報漏えい疑惑が持ち上がり、不透明感が高まる中で、米国10年債利回りは2.2%割れの水準まで低下した。今後議会で医療保険制度改革法の代替法案や税制改革法案の審議が進まなくなる可能性は高く、米国の景気押し上げ…
SMBC日興証券 チーフ為替・外債ストラテジスト
2017.5.29
トランプ米大統領のロシアへの情報漏えい疑惑が持ち上がり、不透明感が高まる中で、米国10年債利回りは2.2%割れの水準まで低下した。今後議会で医療保険制度改革法の代替法案や税制改革法案の審議が進まなくなる可能性は高く、米国の景気押し上げ…
2017.4.24
日本銀行による長短金利操作が始まってから半年が経過した。10年債利回りが一時的に上限と目された0.1%を上回るなどの場面があったものの、この半年間総じて長期金利はコントロールされている。
2017.3.27
3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)では25ベーシスポイントの政策金利引き上げが決定されたが、事前にFRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長などの発言で利上げが織り込まれていたこともあり、市場では大きな動揺は見られなかった。
2017.2.27
2017年の欧州は「政治イヤー」とされ、ドイツやフランス、オランダなどで総選挙や大統領選挙が行われる。高失業率などを背景に政治への不満は高まっており、選挙結果を懸念する声も増えつつある。ただ、米国などと違い、少数政党が議席を奪い合う国…
2017.1.30
ドナルド・トランプ氏は1月20日の就任式で宣誓し、第45代米国大統領に就任した。就任演説においては米国第一主義が強調され、「保護主義こそが偉大な繁栄と強さにつながる」「米国のものを買い、米国人を雇用する」とした。2016年11月の大統領選挙…
2016.11.28
米大統領選挙においてトランプ候補が勝利したが、その後の市場の反応は、それまでの市場参加者の予想とはやや異なった。米国市場では株高と債券安が進み、他方、米国長期金利上昇に反応する格好でドルが上昇。ドル円も1ドル=110円を上回るに至った…
2016.10.31
FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長は、経済危機で打撃を受けた成長トレンドの修復を図るには「高圧経済」政策が有効との考えを示した。
2016.10.3
日本銀行は9月20~21日に開いた金融政策決定会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入した。長期金利の過度な低下が金融緩和政策の副作用とされる中、事実上の金利ターゲット政策に移行した格好だ。
2016.9.5
英国の国民投票後の混乱も沈静化し、市場では米国の利上げ時期に関する話題が増えつつある。ただ、複数の当局者が9月利上げの可能性に言及する中、市場参加者はそれを全く意に介していないようだ。
2016.8.1
英国民が国民投票でEU(欧州連合)離脱を選択してから1カ月が経過した。英国の新首相には移民抑制を訴えてきたテリーザ・メイ氏が就任し、市場の不透明感はひとまず払拭された。ただ、英国が移民抑制問題で譲歩しない限り、英国とEUの貿易をめ…
2016.7.4
英国民は「EU(欧州連合)離脱の是非を問う国民投票」においてEUからの離脱を選択した。英国は今後、5億人を超えるEU市場への自由なアクセスを失うこととなる。WTO(世界貿易機関)ルールの下でEUと貿易せざるを得なくなる場合、英国経…
2016.6.6
3月29日にニューヨークで行われたFRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長の講演は、かつてないほどハト派的と評され、その後、米国の利上げ期待は収縮の一途をたどった。しかし、利上げ期待の後退が促したドル安が株高を促し、原油価格を上…
2016.5.9
日本銀行によるマイナス金利政策導入から3カ月が経過したが、日本の長期金利の低下傾向は止まらない。10年債利回りのマイナス状態は定着し、20年、30年といった期間の長い国債の利回りも限りなくゼロに近づいている。
2016.4.4
波乱の幕開けとなった2016年のマーケットだが、例年通り2月中旬を境に落ち着きを取り戻し、3月にはおおむねリスクオンと呼べる状態にまで回復した。3月は米国市場を中心に株価上昇が顕著だったが、その背景にあるのは「ドル高是正」である。
2016.3.7
日本銀行によるマイナス金利政策導入から1カ月が経過した。イールドカーブの起点を引き下げ、長期金利低下を促すとした日銀の期待通り、10年債利回りは史上初めてマイナスに突入し、期間の長い超長期国債の利回りも大きく低下している。40年債の単…
2016.2.8
1月29日の政策決定会合において、日本銀行はマイナス金利の導入を決定した。黒田東彦総裁は「量的拡大が限界に達したということでは全くない」と強調し、今後、「必要な場合は躊躇なく量、質、金利の三つの次元で追加的な金融緩和措置を講じる」と…
2016.1.12
日本の10年債利回りは年末としては過去最低水準で2015年を終えた。日本銀行による巨額の国債買い入れが日本の長期金利低下要因となっている点に異論はない。米国ではFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げに踏み切った。過去、日米の長期金利に一…
2015.12.7
本邦投資家の旺盛な外債投資が続いている。2015年9月以降に限って言えば、毎週平均6700億円の外債投資が3カ月間続いている。これまでも国内の低金利環境の下、本邦投資家による巨額の外債投資が続いてきたが、足元で注目されるのは為替ヘッジ後の米…
2015.11.9
先月のSMBC(米連邦公開市場委員会)では、予想通り利上げが見送られたが、12月の会合での利上げに含みを残す格好となった。声明文から「最近の世界の経済および金融の展開は経済活動をいくらか抑制するかもしれない」という部分が削除されているこ…
2015.10.16
一部の市場参加者の間で予想されていたFRB(米連邦準備制度理事会)による9月の利上げは見送られた。9月のFOМC(米連邦公開市場委員会)後の会見でイエレンFRB議長は、10月を含む年内のFOМCにおける利上げの可能性を排除しないとしたが、そ…
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