2020.2.7 「グレタ・トゥーンベリ vs ドナルド・トランプ」に見る資本主義の未来 トランプ大統領とその取り巻きは、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんらリベラルな反対勢力が分かっていないことを理解しているように見える。だが、それを認めれば、自らが存続できなくなる。
2020.1.15 資本主義「後」の世界をどう描くか?16世紀末の過ちを正す必要性 資本主義が売買できる株式という武器を手にしたのは1599年のこと。ランティエ(金利生活者)資本主義の過ちを正すためには、そこまで立ち戻って仕組みを再考する必要があるとバルファキス氏は説く。
2019.12.16 ラガルドECB新総裁が引き継いだ「馬鹿げた制約」 『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』の著者バルファキス元ギリシャ財務相による連載。今回は歴代の欧州中銀(ECB)総裁が直面している「馬鹿げた政治的制約」に関する論考です。
2019.10.29 フェイスブック主導のリブラは危険、IMFこそ理想の推進母体 暗号通貨「リブラ」は優れたアイデアであるものの、フェイスブック主導では政治経済へのリスクが大きく、実現はIMFに委ねるべきだと、ギリシャのバルファキス元財務相は提言する。
2019.9.4 「アイアム・ノット・ボリス」、英国とギリシャのEU離脱騒動を混同するな 海外のメディアや有識者はボリス・ジョンソン英首相をギリシャのヤニス・バルファキス元財務相に重ね、英国とギリシャのEU離脱騒動を同列に論じることが多い。バルファキス氏本人がその通説に反論する。
2019.8.6 英国は「ブレグジット総選挙」が濃厚、労働党党首に好機到来か 合意なきブレグジットの強行も辞さない保守党党首のジョンソン英首相。総選挙となれば労働党を率いるコービン氏には好機到来だと、ギリシャ元財務相のバルファキス氏は占う。
2019.6.28 財政難イタリアの奇策はユーロ終焉を招く悪手、ギリシャ元財務相が警鐘 財政難にあえぐイタリアで事実上の「並行通貨」構想が浮上している。2015年のギリシャ経済危機当時の財務大臣で、並行決済システムを提案したことがあるバルファキス氏は、イタリア案は似て非なるものであり、ユーロ解体を招く恐れがあると警鐘を鳴…